【初代たまごっち】初期キャラ一覧と進化条件まとめ!シークレット条件も解説

1996年11月23日、日本の玩具業界に革命が起きました。バンダイから発売されたキーチェーンゲーム「たまごっち」です。白地に黒のドット絵というシンプルな画面ながら、そこには確かな「生命」が息づいていました。社会現象となり、入荷日には長蛇の列ができ、模造品まで出回るほどの熱狂ぶり。

あの頃、誰もが小さな卵型のデバイスをポケットに忍ばせ、ピーピーという呼び出し音に一喜一憂していたのです。しかし、当時遊んでいた子供たちの多くは、ある一つの壁にぶつかりました。「まめっちにしたいのに、どうしてもなれない」「気がついたらまたにょろっちになっていた」という経験はありませんか?実は、当時の私たちの多くは、たまごっちの進化システムの法則を完全には理解していませんでした。運やタイミングだと思っていた進化は、実は極めて厳密なロジックによって管理されていたのです。

この記事では、初代たまごっち(Gen1)および2017年に20周年記念として復刻された『祝20しゅーねん!たまごっち』に登場する全11種類のキャラクター(元祖たまごっちのラインナップ)について解説します。それぞれの特徴や性格、そして何より「どうすればそのキャラに進化するのか」という条件の傾向を、徹底解説します。

30年近い時を経て明かされる「お世話の真実」を知ることで、あなたのたまごっちライフはより深みのあるものになるはずです。もし今、手元に復刻版があるなら、ぜひこの記事を片手に「あの頃叶わなかった夢」である「おやじっち」や「まめっち」の育成に挑戦してみてください。

この記事のポイント
  • 初代たまごっち(元祖/Gen1)に登場する全キャラクター11種類の詳細プロフィール
  • 誰もが憧れた優等生「まめっち」への進化ルートの傾向と育成のコツ
  • 誤解されがちな「お世話ミス」のシステム的な定義とカウント方法
  • 都市伝説とも言われた隠しキャラ「おやじっち」の出現条件の真相
  • 世代を超えて愛されるドット絵キャラクターたちの知られざる設定
目次

初代たまごっちのキャラクター一覧と特徴

  • 全11種類のキャラクターの特徴を網羅
  • 育成難易度と進化条件を徹底解説
  • 誰もが知りたかった「隠しキャラ」の秘密

初代たまごっち(Gen1)の世界には、個性豊かなキャラクターたちが暮らしています。彼らはプレイヤーであるあなたのお世話の仕方一つで、全く異なる姿へと成長していきます。ここでは、たまごから孵化したばかりの「ベビーっち」から、育成の最終到達点である「アダルトっち」、そして特定の条件でのみ姿を現す「隠しキャラ」まで、全11体を詳しく紹介します。

それぞれのキャラクターには独自の性格や生活リズムがあり、それらを理解することが育成マスターへの第一歩です。当時の説明書には書かれていなかったような裏設定や、ファンならではの視点も交えて解説していきます。

まめっち(Mametchi):優等生の代表格

たまごっちシリーズ全体の顔とも言える、最も有名なキャラクターです。

  • 特徴: 丸い耳と大きくてクリクリした目が特徴的です。非常に知的で、IQは250とも言われています。性格は真面目で礼儀正しく、勉強が好きという、まさに「優等生」の鏡のような存在です。見た目の可愛らしさと育ちの良さから、男女問わず絶大な人気を誇ります。その人気は初代から現在に至るまで衰えることなく、アニメや映画でも主役を務めることが多いです。
  • 育成の難易度: 最高難度。プレイヤーの献身的な愛情と、丁寧なお世話が求められます。少しでも呼び出しを無視したり、しつけを怠ったりすると、別の姿になってしまう可能性があります。
  • 進化条件: こどもっち(まるっち)から「たまっち」を経て進化します。その間、お世話ミスを極力減らし(一般的には0〜2回程度まで許容されると言われますが、ノーミスを目指すのが確実です)、しつけメーターをしっかりと満タンにする必要があります。具体的には、お腹が空いたらすぐに満たし、ご機嫌が悪くなったらすぐに遊び、わがままを言ったら即座に叱る。このサイクルを数日間、一度も途切れさせることなく続けることが理想です。
  • エピソード: 当時は「まめっち=勝ち組」という認識が子供たちの間にあり、まめっちに育て上げることが一種のステータスとなっていました。学校でまめっちを見せ合うことは、最高の自慢話の一つでした。

ぎんじろっち(Ginjirotchi):元気いっぱいの人気者

まめっちに次ぐ「良い子」ポジションであり、隠れたファンも多いキャラクターです。一部ではまめっち以上の人気を誇ることもあります。

  • 特徴: ペンギンをモチーフにしたような愛らしい姿をしています。頭のてっぺんにある特徴的な突起(髪の毛?)がチャームポイントで、ドット絵ではそこが可愛らしく表現されています。性格は情に厚くて義理堅く、誰とでも仲良くなれる活発なタイプです。公式設定では「人情派」とも称され、映画「男はつらいよ」のファンであるという渋い一面も持っています。ちょっとおっちょこちょいな部分も、完璧すぎるまめっちにはない彼ならではの魅力です。
  • 育成の難易度: 高めですが、まめっちほど神経質になる必要はありません。かといって放置してよいわけではなく、程よい距離感でお世話をする必要があります。
  • 進化条件: 基本的には「たまっち」から進化しますが、まめっちになれる条件から「少しだけ」お世話の質が落ちた場合にこの姿になる傾向があります。具体的には、お世話ミスが数回程度発生した場合や、しつけが完璧でない場合に進化しやすいと言われています。「まめっちを目指していたのに、うっかり寝坊してぎんじろっちになった」という経験を持つプレイヤーは数知れません。
  • 魅力: 完璧すぎるまめっちよりも、少し人間味(たまごっち味?)のあるぎんじろっちの方に愛着を感じるプレイヤーも少なくありません。その親しみやすいキャラクターは、長きにわたって愛され続けています。

ますくっち(Maskutchi):ユニークな見た目の個性派

オレンジ色の体(公式イラスト)に、白い覆面をしたような顔を持つ、ミステリアスなキャラクターです。画面上では白黒なので分かりにくいですが、そのデザインは非常に特徴的です。

  • 特徴: 常にマスクを被っており、その素顔を見た者はいないと言われています。性格は少しひねくれていて、シャイなのか目立ちたがり屋なのかよく分からない不思議な行動をとることがあります。しかし、そのユニークな見た目と、時折見せる愛嬌のある仕草から、コアなファン「ますくっち信者」が多く存在します。また、シリーズによっては非常に強力な能力を持っていたり、重要な役割を担っていたりすることもあります。
  • 育成の難易度: 狙って出すにはコツがいります。中級者向けのキャラクターと言えるでしょう。普通にお世話をしているだけでは、なかなかなれないレアな存在です。
  • 進化条件: 「たまっち」から進化しますが、条件が特殊です。お世話はしっかりしていても、「しつけ」をサボると進化しやすくなります。つまり、わがままを言っても叱らずに甘やかしていると、生意気なますくっちに育ってしまうのです。「良い子(たまっち)」を「甘やかす」ことで生まれる、育成のパラドックスを体現したようなキャラクターです。
  • 重要性: 実はこのますくっち、後述する伝説の隠しキャラ「おやじっち」への進化のカギを握る唯一の存在です。おやじっちを目指すプレイヤーにとって、ますくっちへの進化は避けて通れない通過点であり、登竜門とも言える試練なのです。

くちぱっち(Kuchipatchi):癒し系の食いしん坊

緑色のぽってりとした体と、厚い唇がトレードマークの癒し系キャラクターです。その愛らしいフォルムは、見ているだけで心が和みます。

  • 特徴: のんびり屋でマイペース、そしてとにかく食べることが大好きです。口癖は「だっち」。何を考えているのか分からないような、ぼーっとした表情を見ているだけで、日々のストレスが溶けていくような不思議な魅力を持っています。まめっち、めめっちと共に「たまごっち御三家」の一角を担うほどの人気者であり、現在でも多くのグッズが発売されています。
  • 育成の難易度: 比較的容易です。ズボラな育成でも育ってくれる寛大さがあります。お世話をついつい忘れがちな初心者にとっても、彼は優しいパートナーとなってくれるでしょう。
  • 進化条件: 「くちたまっち」から進化します。くちたまっち自体が、まるっち時代に少しお世話をサボると進化する形態なので、全体として「そこそこ」のお世話で育つルートと言えます。ただし、くちたまっちになってからお世話をサボりすぎると、別のキャラクターになってしまうので注意が必要です。あくまで「適度な」ズボラさが求められるのです。
  • 豆知識: その独特のフォルムはクッションやぬいぐるみとしても人気が高く、キャラクターグッズの売り上げでは常に上位にランクインしています。彼の平和な性格は、競争社会に疲れた現代人の心に響くのかもしれません。

にょろっち(Nyorotchi):お世話をサボると…?

細長いヘビのような体を持つ、少し哀愁漂うキャラクターです。その姿は、プレイヤーの罪悪感を刺激します。

  • 特徴: 「にょろにょろ」という擬音がそのまま名前になったような姿をしています。公式設定では「虚弱体質」とされており、常にお腹を空かせているようなひもじい印象があります。しかし、そのシンプルすぎるデザインと、どこか憎めない表情は、逆説的に「キモかわいい」と評価されることもあります。また、意外と素早い動きを見せることがあり、プレイヤーを驚かせることもあります。
  • 育成の難易度: 非常に低い(なりやすい)。多くのプレイヤーにとって、最も遭遇率の高いキャラクターの一つです。意図せずなってしまうことがほとんどでしょう。
  • 進化条件: 「たまっち」または「くちたまっち」の段階で、お世話ミスを頻発させると進化します。学校や仕事が忙しくて一日放置してしまった、週末に寝坊してご飯をあげ忘れた…そんな時に、画面を覗くと彼がそこにいます。「ああっ、やってしまった!」というプレイヤーの悲鳴と共に誕生する、悲劇のヒロイン(ヒーロー?)です。
  • トラウマ: 当時は「失敗作」の烙印を押されたような気持ちになり、にょろっちになってしまった画面を見て絶望した子供たちが数多くいました。しかし今見ると、その脱力感のあるデザインは現代のゆるキャラに通じるものがあり、再評価の機運が高まっています。

たらこっち(Tarakotchi):足が生えた不思議な存在

たらこ唇にそのまま足が生えたような、インパクト抜群の見た目をしたキャラクターです。一度見たら頭から離れない、強烈な個性を持っています。

  • 特徴: 公式設定でも「わけのわからない生物」と表現されるほど、謎に包まれた存在です。パンクな性格をしているとも言われていますが、その真偽は定かではありません。そのシュールな見た目は、当時の「キモかわいいブーム」を先取りしていたとも言えます。どことなく憎めない、不思議な愛嬌があります。
  • 育成の難易度: ある意味で狙うのが難しいキャラクターです。普通に育てていればくちぱっちやにょろっちになりがちだからです。
  • 進化条件: 基本的に「くちたまっち」から進化します。くちたまっちの状態でお世話ミスを繰り返すと、にょろっちかたらこっちに分岐します。具体的な分岐条件については諸説ありますが、一般的には「くちたまっちから、かなり悪いお世話をする」ことで進化するとされています。にょろっちとの違いは紙一重かもしれません。
  • レア度: にょろっちほど頻繁には見かけないため、ある意味でレアな存在として扱われることもあります。「なんでこんな姿になっちゃったの!」という驚きと共に、愛着を持って育てるプレイヤーもいます。クラスの人気者にはなれないかもしれませんが、一部のマニアには熱烈に支持されるタイプです。

おやじっち(Oyajitchi):伝説の隠しキャラクター

初代たまごっちブームを象徴する、衝撃のシークレットキャラクターです。彼の存在が、たまごっちをただの電子ゲームから「伝説」へと昇華させました。

  • 特徴: 頭のてっぺんから一本だけ生えた髪の毛、そしてどこからどう見ても「日本のサラリーマンのおじさん」の顔。お酒と演歌をこよなく愛するその姿は、子供向け玩具の常識を覆すものでした。「たまごっち星から来た宇宙人」という設定の中でも、ひときわ異彩を放っています。なぜ彼のようなキャラクターが生まれたのか、それは開発者の遊び心以外の何物でもないでしょう。
  • 出現条件: 通常のプレイではまずお目にかかれない「隠しキャラ」として設定されています。特定の複雑な手順を踏んだ場合のみ進化するため、当時は「おやじっちにする方法」という情報自体に価値がありました。口コミ、雑誌、そして初期のインターネット掲示板で、彼の出現条件は都市伝説のように語られました。
  • 社会的影響: おやじっちの存在は、たまごっちが単なる子供だましのゲームではないことを証明し、大人たちをも巻き込むブームの一因となりました。攻略本や雑誌では、このおやじっちの出し方が目玉記事として扱われたほどです。今でも「たまごっちといえばおやじっち」と答える大人は少なくありません。

成長・進化の仕組みとお世話のポイント

  • 成長段階ごとの重要なお世話ポイント
  • お世話ミスと寿命の知られざる関係
  • しつけと体重管理の黄金ルール

たまごっちの育成において、「どう育つか」は決してランダムではありません。そこにはプログラムされた厳格なルールが存在します。カギを握るのは「お世話ミス」の回数、「しつけ」の度合い、そして「体重」の管理です。

これらを数値として意識することで、あなたは思い通りのキャラクターを育てることができるようになります。感情論ではなく、システムとして育成を捉えることが重要です。一見複雑に見えるこのシステムも、要点を抑えれば誰でも「まめっちマスター」になれます。ここでは、そのアルゴリズムの核心に迫ります。

成長段階:ベビーっちからアダルトっちへの道のり

たまごっちの一生は、いくつかのステージに明確に分かれています。それぞれの段階でお世話の頻度や重要度が異なり、成長スピードも異なります。各ステージの特徴を理解し、適切な対応をとることが成功への鍵です。

1. タマゴ期: 絶縁シートを抜いてから約5分間。時計合わせを行い、ワクワクしながら待つ時間です。画面には脈打つ卵が表示され、期待感を高めてくれます。

2. ベビーっち期: 孵化してから約1時間だけの特別な期間。この時期は「まるっち」になるための準備期間であり、頻繁にお腹が空き、頻繁に不機嫌になります。ここでお世話を怠ると、最悪の場合すぐに死んでしまうこともあります。絶対に目を離してはいけません。まさに人間の赤ちゃんと一緒です。この時期の濃密な1時間が、その後の愛着を形成します。トイレの回数も多いので、こまめなチェックが必要です。

3. こどもっち期(まるっち): ベビーっちから進化。ここから数日間(3〜4歳くらいまで)の育成が、将来のルートを決定づけます。「たまっち(優秀ルート)」に進むか、「くちたまっち(のんびりルート)」に進むかの分かれ道です。この期間のお世話ミスがほぼ0ならたまっち、そうでなければくちたまっちになります。この「三つ子の魂百まで」的な成長システムが、たまごっちの奥深さの一つです。

4. アダルトっち期: 運命の最終形態です。これまでの積み重ねが結果となって現れます。ここでどのキャラになるかで、プレイヤーの「育成力」が試されるのです。アダルトっちになった後も、寿命を迎えるまでお世話は続きます。最終的に老衰で亡くなるまで、彼らの人生(たまごっち生)に寄り添ってあげてください。

運命の分かれ道!「お世話ミス」のカウント定義

多くの人が誤解しているのが「お世話ミス」の定義です。単に「呼び出しサインが出た」だけではミスになりません。呼び出しサインは、赤ちゃんが泣いて親を呼ぶのと同じで、正常な反応です。これを誤解していると、「こんなにお世話したのに!」と嘆くことになります。

正確な「お世話ミス」の定義は以下の通りです。

1. 「おなか」メーターまたは「ごきげん」メーターが完全にゼロになり、右下の「呼び出しサイン」が点灯する。

2. その状態で15分間放置する。

3. すると、サインが消えてしまう。これが「1ミス」カウントです。

4. また、たまごっちが寝た時に「呼び出しサイン」が出て、電気を消さずに1時間放置してサインが消えた場合も「1ミス」カウントです。

重要なのは「サインが消えるまで放置したかどうか」です。サインが出ても、消える前にお世話をすればセーフ(ミス0回)なのです。逆に言えば、どんなに忙しくても15分に1回チェックできれば、理論上はミス0回を維持できます。授業中や会議中にこっそり世話をしていたのは、こと「15分ルール」との戦いだったのです。この15分という時間は、プレイヤーに程よい緊張感を与える絶妙なバランス設定と言えるでしょう。また、時間をずらすことでお世話のタイミングを調整する「時計操作」という裏技も、このルールを逆手に取ったものでした。

「しつけ」メーターと進化の関係性

「しつけ」も進化の重要なパラメータです。たまごっちは時々、「お腹がいっぱいなのにご飯をねだる」や「ご機嫌なのにゲームをしてくれない」といったわがままを言います。この時、しつけアイコンを選択して叱ることで、しつけメーターが上昇します。

  • まめっち・ぎんじろっち: しつけメーターが高いこと(100%推奨)が条件です。良い子に育てるには教育が必要です。小まめに様子を見て、わがままの瞬間を見逃さないことが大切です。
  • ますくっち: 逆に、しつけをしないことが条件になる場合があります。わがままを許容する甘い教育方針が、あのひねくれた性格を生むのです。「叱らない子育て」の極端な例と言えるかもしれません。意図的に甘やかすというのは、実は厳しいしつけよりも精神的に忍耐力がいる行為かもしれません。なぜなら、わがままを言うたまごっちを無視しなければならないからです。
  • おやじっち: 後述しますが、彼への進化には非常に特殊な「しつけ戦略」が必要になります。計画的にしつけをコントロールする高度なテクニックが求められます。単に放置するのではなく、「お世話はするがしつけはしない」という複雑な愛情表現が求められるのです。これはまさに、人間関係の縮図のような深みを持っています。

体重管理と寿命:長生きさせるコツ

画面で確認できるパラメーターの一つに「体重」があります。これは単なる数値ではなく、健康状態を示すバロメーターです。現代の健康ブームを先取りしたような非常にリアルなシステムです。

  • ごはん: おにぎり。お腹メーターを1つ回復し、体重が1g増えます。これは基本の食事です。
  • おやつ: キャンディやケーキ。ご機嫌メーターを1つ回復しますが、体重が2g増えます。そして最大の問題は「病気になりやすくなる」ことです。

おやつを与えすぎると、たまごっちは肥満状態になり、病気にかかる確率が高まると言われています(特に虫歯など)。病気は放置すると死に直結したり、寿命を縮める要因になりかねません。特に虫歯になると治療が必要になります。

ご機嫌を回復させる最良の方法は「ミニゲーム(あっちむいてホイ)」です。ゲームに勝つとご機嫌が回復し、運動になるため体重が1g減ります。「おやつは控えめに、運動でご機嫌を取る」。これが長寿の秘訣であり、良いキャラクターへの近道です。このリアルな健康管理システムも、たまごっちが長く愛される理由の一つです。手間を惜しまず遊んであげることが、結局は一番の愛情なのです。時間がないからとおやつで済ませていると、そのツケは回ってくるかもしれません。健康的な生活こそが、長生きの秘訣なのです。

攻略!まめっち・みみっちへの進化ルート詳細

誰もが憧れる最高位キャラクター「まめっち」(新種発見版では「みみっち」)へのルートは、極めてシンプルかつ険しい一本道です。他の育成ゲームで言えば「ノーミスクリア」に近い偉業です。当時、まめっちに育てることができたプレイヤーは、クラスの中で「たまごっちマスター」として尊敬の眼差しを集めました。しかし、実際に何をどうすれば良いのか、具体的なメソッドを知っていた人は少数派でした。ここでは、失敗しないための鉄則をステップごとに解説します。

1. ベビー期: 常に画面を確認し、呼び出し音が鳴ったら即座に対応。ミスは許されません。この時期は「お世話の基礎」を叩き込まれるチュートリアルのようなものです。ここで手を抜くようなら、まめっちへの道は早々に閉ざされます。

2. こども期(まるっち): 「たまっち」への進化を目指します。ここでもお世話ミスは0回を維持します。しつけのチャンスがあれば必ず実行します。実はこの時期のお世話ミスが1回でもカウントされると、将来の進化ルートが「ぎんじろっち」寄りになってしまいます。完璧主義を貫いてください。

3. ヤング期(たまっち): ここが正念場です。数日間のたまっち時代、一度もお世話ミスをしてはいけません。トイレもすぐに流し、病気になったら即座に治療。そして、しつけメーターは必ず100%にします。お腹が空いていないのに呼び出されたら、それは「しつけ」の合図です。見逃さずに叱ってください。この積み重ねが知性を育みます。

4. 結果: これらを完璧にこなせば、朝起きた時に変身音が鳴り、そこには笑顔のまめっちがいるはずです。一度でもミスをすると「ぎんじろっち」になる可能性が高まるため、最後まで気が抜けません。まめっちへの進化は、あなたの「継続力」と「愛情」の証明書なのです。「たまごっちの才能がある」と胸を張って言えるでしょう。そして、まめっちになった後も、その賢さを維持するために良きパートナーとして接し続けてください。

攻略!おやじっちへの変身条件完全ガイド

最難関にして最大の謎、「おやじっち」への進化ルート。その条件は、他のキャラクターとは一線を画すトリッキーなものです。当時はインターネットも普及しておらず、「どうやったら出るんだ?」と口コミで情報が広まっていきました。「にょろっちからなる」「死ぬ直前になる」など様々なデマも流れましたが、真実は以下の通りです。この情報は当時であれば、学校中のヒーローになれるレベルの機密情報でした。

1. 第一段階:ますくっちへの進化

  • まずは「まるっち」から「たまっち」へ、良いお世話で進化させます。
  • たまっちからがポイントです。お世話はしっかり行い(死なせない・空腹にさせない)、しかししつけは行いません(あるいは低く保つ)。わがままを言っても無視するか、おやつを与えてごまかします。しつけメーターを低く保つことで、ひねくれ者の「ますくっち」に進化させます。

2. 第二段階:おやじっちへの変身

  • ますくっちになってからも、この奇妙な育成を続けます。ここが多くのプレイヤーが脱落するポイントです。
  • ルールは「最高のお世話(ミス0回)をするが、しつけは最低(上げない)」こと。
  • 通常のアダルトっちはそのまま寿命を迎えますが、この特殊な条件下で育てられたますくっちは、数日後(版や条件によりますが一定期間後)に突然変異を起こすことがあります。
  • 朝起きたら、マスクを脱ぎ捨てて「おやじっち」になっている……それが成功の証です。もし進化しない場合は、どこかでお世話ミスがあったか、しつけをしてしまった可能性があります。再挑戦にはまたタマゴから育て直す必要があるため、まさに選ばれし者だけが出会えるキャラクターなのです。この「隠しキャラ」という概念が、たまごっちを長く遊ばせるための重要なスパイスとなっていました。苦労して出したおやじっちが晩酌している姿を見た時の感動(と衝撃)は、一生モノの思い出になるでしょう。おやじっちの魅力を知ってしまったあなたは、もう普通のたまごっち育成には戻れないかもしれません。

総括[たまごっち 初期キャラ]

この記事のまとめです。

初代たまごっちのキャラクターたちは、32×16ドットという限られた表現力の中で、驚くほど豊かな個性を持っていました。プレイヤーの生活スタイル、愛情のかけ方、そして時には「甘やかし」や「うっかり」が、そのままキャラクターの成長という結果に反映される。このシステムこそが、たまごっちが単なる電子ゲームを超えて「デジタルペット」としての地位を確立した理由でしょう。

  • まめっちを目指してストイックに育てるもよし、完璧主義の達成感を味わえます。
  • ますくっちからおやじっちへの変化球を狙うもよし、攻略本を頼りに実験をするような楽しさがあります。
  • 忙しい日々に追われてにょろっちにしてしまい、その情けない姿に苦笑いするもよし、それもまたリアルな育成の思い出です。
  • 1996年発売の初代たまごっちは社会現象となった
  • 全11種類のキャラクターには明確な進化条件がある
  • まめっちはお世話ミス0-2回程度・しつけ100%が目安
  • ぎんじろっちはお世話ミスが数回あるとなりやすい
  • ますくっちはしつけをサボると進化する傾向がある
  • くちぱっちはそこそこのお世話でも育つ癒し系
  • にょろっちはお世話ミスが多いとなる失敗ルート
  • おやじっちはますくっちから特定の条件で進化(版による差あり)
  • お世話ミスはサイン消滅または就寝時放置でカウントされる傾向
  • しつけメーターはわがままを叱ることで上昇する
  • 体重管理は長寿の秘訣だが、神経質になりすぎないことも大切
  • ご機嫌回復はミニゲームで行うのがベスト
  • おやじっちへの進化は突然変異で訪れる
  • 復刻版でも当時の育成ルールは健在である
  • たまごっちはプレイヤーの愛情を映す鏡である
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この記事を書いた人

高校生の時に爆発的な人気だった「たまごっち」
あれからもうすぐ30年経つと思うと感慨深い。
そして進化しているたまごっちを見て、当時のことを思い出すのであった。
そんな40代の料理好きです。

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