たまごっちみーつアプリは今？終了後も遊ぶ完全ガイド

「たまごっちみーつアプリ」と検索してこの記事にたどり着いたあなたは、もしかして「アプリが使えない？」「どうやって遊ぶの？」と疑問をお持ちかもしれませんね。

かつて「たまごっちみーつ」本体と連動し、全国のナウたまとの出会いや結婚相手探しなど、遊びの世界を広げてくれたこのアプリ。

しかし、残念ながら現在はサービスを終了しています。

この記事では、たまごっちみーつアプリのサービス終了に関する正確な情報から、アプリがなくても「たまごっちみーつ」本体だけで十分に楽しめる魅力、そして気になる「マイたまごっち」など他のアプリとの違いや、中古での購入時の注意点まで、あなたの「知りたい！」にトコトンお答えします。

サービスが終了した今だからこそ、本体の奥深い遺伝の仕組みや育て方、非公式アプリの存在についても触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事のポイント

たまごっちみーつアプリの現在の状況とサービス終了の真実
アプリなしでも楽しめる！たまごっちみーつ本体の魅力と遊び方
「マイたまごっち」など代替アプリや非公式ツールの可能性
中古購入のコツや故障時の対処法など知っておきたい情報

たまごっちみーつアプリの「いま」と「むかし」

【重要】たまごっちみーつアプリはもう使えない？サービス終了情報
アプリ終了の公式発表と、ウワサされる理由とは？
昔はできた！アプリの主な機能と遊び方ガイド
アプリがなくても大丈夫！本体だけでできること

【重要】たまごっちみーつアプリはもう使えない？サービス終了情報

「たまごっちみーつアプリ」を使って、これからたくさん遊ぼうと思っていた方にとっては、非常に残念なお知らせとなりますが、この専用アプリは既にサービスを終了しています。具体的には、バンダイからの公式発表に基づき、2022年2月28日をもって「たまごっちみーつアプリ」のサービスは提供を終えました。

このサービス終了に伴い、「たまごっちみーつ」本体とアプリを連動させて楽しむ様々な遊び、例えば全国のユーザーが育てたたまごっち（ナウたま）とアプリ内で出会ったり、アイテムを交換したり、アプリを通じて結婚相手を見つけたりといった機能は、現在一切利用することができません。

お手持ちの「たまごっちみーつ」のパッケージや取扱説明書には、アプリとの連動に関する記述が残っているかもしれませんが、その内容は過去のものであり、現在はアプリを使った遊びはできないという点を、まずご理解いただく必要があります。

「もしかして、自分のスマートフォンの調子が悪いのかな？」「アプリのダウンロード方法や設定を間違えたのだろうか？」といったご心配をされていた方もいらっしゃるかもしれませんが、原因はユーザー側にあるのではなく、アプリのサービス自体が公式に終了しているためです。

特に中古で「たまごっちみーつ」本体を手に入れたばかりの方は、この情報を知らずにアプリを探してしまうケースも考えられますので、この機会に正確な状況を把握していただければと思います。公式発表にあった「上記日時は予告なく変更される場合があります」という一文に、わずかな望みを託したユーザーもいたかもしれませんが、残念ながら予定通りサービスは終了となりました。

アプリ終了の公式発表と、ウワサされる理由とは？

「たまごっちみーつアプリ」のサービス終了は、2021年8月26日にバンダイの公式サイトにて告知されました。そして、告知通り2022年2月28日をもって、アプリは完全に利用できなくなりました。また、これと関連して、一部の店舗に設置されていた「たまごっちみーつステーション」という筐体も、アプリのサービス終了に先駆けて、2021年11月22日には撤去が完了する予定であると発表されていました。これらの連動サービスが相次いで終了したことになります。

サービス名	終了日（撤去完了予定日）
たまごっちみーつアプリ	2022年2月28日
たまごっちみーつステーション	2021年11月22日

では、なぜこれらのサービスは終了してしまったのでしょうか。残念ながら、バンダイからサービス終了の具体的な理由については公式に明らかにされていません。しかし、一般的に、こうした玩具と連動するアプリやオンラインサービスが終了する背景には、いくつかの共通した要因が考えられます。

例えば、製品自体のライフサイクルが一定期間を経過し、新しい製品ラインへと開発リソースやサポート体制を移行するため。あるいは、サーバーの維持管理にかかるコストの問題や、時間経過に伴うアクティブユーザー数の自然な減少なども、サービス継続の判断に影響を与えることがあります。

一部のユーザーの間では、「たまごっちみーつ」本体に発売初期からいくつかのバグが存在したことが指摘されており、例えば特定の条件下でたまごっちの成長が停止してしまうといった報告がありました。

これがアプリの長期的なサポート継続に何らかの影響を与えた可能性も、完全に否定はできませんが、あくまで憶測の範囲です。むしろ、企業戦略として、「Tamagotchi Uni」のような新しい世代のたまごっちが持つWi-Fi接続機能など、新しい技術や遊びの提供へと舵を切った結果と見るのが自然かもしれません。

告知からサービス終了までの期間が比較的短かったことも、計画的な製品戦略の転換があったことをうかがわせます。理由はどうあれ、大切なのは「たまごっちみーつアプリ」はもう利用できないという事実を認識することです。

昔はできた！アプリの主な機能と遊び方ガイド

サービスが提供されていた頃の「たまごっちみーつアプリ」は、「たまごっちみーつ」本体の遊びを格段に広げる、たくさんの魅力的な機能を持っていました。当時を知る方にとっては懐かしく、知らなかった方にとっては「こんなことができたのか！」と驚かれるかもしれません。

まず中心的な機能だったのが、「みーつパーク」での全国のユーザーとの交流です。自分の育てているナウたま（今のたまごっち）をアバターとしてパークに送り込むと、他のプレイヤーが育てた多種多様なナウたま達と出会うことができました。

それぞれのナウたまのプロフィールや家系図を覗いたり、そのユニークな見た目や名前を眺めたりするだけでも楽しめたのです。「たまごっちみーつ」や「Tamagotchi m!x」本体を持っていなくても、アプリ内でランダムに選ばれるたまごっちを使ってパークに参加することも可能でした。

そして、アプリの目玉機能とも言えたのが「たまキュン♡パーティー」です。これは、アプリ内で定期的に開催されるマッチングイベントで、自分のナウたまの結婚相手を全国規模で探すことができるというものでした。オスとメスが4対4で集まり、何度かの「そうだんタイム」を経て意中の相手にアタックし、見事カップル成立となれば、結婚してその子どもを自分の「たまごっちみーつ」本体に迎えることができたのです。

この機能があったからこそ、より多様な遺伝子を持つたまごっちを誕生させることができ、「m!x遊び」の可能性を大きく広げていました。

その他にも、アプリを通じて特別なアイテムを受け取ったり、フレンド登録した他のユーザーにアイテムをプレゼントしたりといったコミュニケーション機能も備わっていました。「たまごっちみーつ」本体とはBluetooth®で連携し、育てているナウたまをアプリにおでかけさせたり、逆にアプリで出会ったたまごっちの子どもを本体に送ったりと、双方向のやり取りが可能だったのです。これらの機能は、「たまごっちみーつ」の「m!x」というコンセプトを、より深く、より楽しく体験するために不可欠な要素でした。

アプリがなくても大丈夫！本体だけでできること

「たまごっちみーつアプリ」が終了してしまったことは残念ですが、だからといって「たまごっちみーつ」本体が遊べなくなったわけでは決してありません。むしろ、本体だけでも十分に奥深く、長期間楽しめる魅力がたくさん詰まっているのです。バンダイの公式発表でも、アプリ連動以外の「ナウたまを育てる遊び」や「ともだちとのツーしん」は引き続き可能であると明言されています。

まず基本となるのは、たまごっちにごはんをあげたり、うんちを処理したり、病気になったら治療してあげたりといった、愛情を込めたお世話です。これらのお世話を通じて、たまごっちは様々なキャラクターへと成長していきます。そして、「たまごっちみーつ」最大の魅力である、たまごっち同士を結婚させて親の遺伝子（特徴）を受け継いだ子どもを育てる「m!x遊び」は、本体同士の赤外線通信（ツーしん）で存分に楽しむことができます。友達や家族、あるいはもし複数台持っていれば自分のもう一台と通信して、どんなユニークな見た目のたまごっちが生まれてくるのか、そのワクワク感は健在です。

また、本体には複数のミニゲームが内蔵されており、これらをクリアすることで「ごっちポイント」というゲーム内通貨を稼ぐことができます。貯めたごっちポイントを使って、たまごっちの食事やおやつ、アクセサリーなどを購入し、たまごっちの生活をより豊かにしてあげることが可能です。さらに、「たまデパート」や「ゲームコーナー」、「たまホテル」といった様々なおでかけ先があり、そこでは特定のたまごっちに出会えたり、特別なイベントが発生したりします。

友達の「たまごっちみーつ」本体とは、アイテムを交換したり、一緒にミニゲームで遊んだり、そしてもちろん結婚相手を見つけてm!xしたりと、直接的なコミュニケーションも楽しめます。つまり、アプリが担っていた「全国規模での出会いの場」という機能は失われましたが、身近な環境での濃密なコミュニケーションを通じた育成の楽しみは、少しも損なわれていないのです。むしろ、アプリがなくなったことで、友達と直接会って通信するきっかけが増えるという、新たな楽しみ方が生まれるかもしれません。

たまごっちみーつアプリなき後の楽しみ方と関連情報

本体だけで遊び倒す！たまごっちみーつの魅力と育て方
結婚と遺伝（m!x）が奥深い！自分だけのたまごっち育成術
アプリの代わりはある？「マイたまごっち」等を比較
中古で買うなら？価格相場と注意点、故障したら？
【非公式】ファン制作アプリで通信やダウンロードは可能？

本体だけで遊び倒す！たまごっちみーつの魅力と育て方

「たまごっちみーつアプリ」がなくても、「たまごっちみーつ」本体には、時間を忘れて夢中になれる要素がぎっしりと詰まっています。基本となるのは、やはり愛情を込めたお世話です。ごはんやおやつをあげ、うんちを流し、病気になったらお薬で治療する。こうした日々の積み重ねが、たまごっちとの絆を深めます。

たまごっちは、たまごからかえった後、ベビー期、幼児期、反抗期、そしてフレンド期へと成長していきます。どのお世話をどれだけしたか、どんなアイテムを使ったかなど、育て方によって、まめっちやラブリっち、くちぱっちといったお馴染みの人気キャラクターはもちろん、「たまごっちみーつ」ならではの個性豊かなたくさんの種類のたまごっちに成長します。どんな姿になるかは、育ててみてのお楽しみです。

そして、ただお世話をするだけでなく、「おでかけ」も重要な要素です。初めから全てのおでかけ先に行けるわけではなく、特定の条件を満たすことで新しい場所が解放されていきます。例えば、「グルメストリート」へ行くにはレストランで特定のメニューを5回食べる必要があったり、「たまホテル」は反抗期以降に「タウンのそとへおでかけ」を選択すると行けるようになったりします。さらに、メルヘンみーつver.やマジカルみーつver.など、本体のバージョンによって限定のおでかけ先や出会えるキャラクターも存在し、コレクションする楽しみも広がります。

ミニゲームも豊富に用意されており、「うさっちはっけん」や「サーフゲーム」などで遊びながら「ごっちポイント」を稼ぐことができます。このポイントは、たまごっちの食事やおやつ、お部屋の模様替えアイテムやアクセサリーなどを購入するために必要不可欠。計画的にポイントを貯めて、たまごっちの生活を充実させてあげましょう。また、たまごっちがわがままを言った時には、「しつけ」アイコンで適切に叱ることも大切です。

しつけをすることで、より良い性格のたまごっちに育ちやすくなります。たまごっちの世界にも時間の概念があり、夜になったら電気を消して寝かせてあげるなど、現実世界とリンクしたお世話も、たまごっちとの生活をよりリアルに感じさせてくれるでしょう。これらの要素が絡み合い、長期間にわたって飽きさせない工夫が凝らされています。

結婚と遺伝（m!x）が奥深い！自分だけのたまごっち育成術

「たまごっちみーつ」を語る上で絶対に外せない、そして最大の醍醐味と言えるのが「m!x（みくす）遊び」です。これは、大切に育てたたまごっちがフレンド期（大人のたまごっち）になると結婚することができ、生まれてくる子どもがパパとママ両方の特徴、つまり見た目や体の色、身につけているアクセサリーなどを遺伝的に受け継ぐという、非常に画期的なシステムです。

結婚の方法は主に二つあります。一つは、友達や家族などが持っている別の「たまごっちみーつ」本体と赤外線通信（ツーしん）をして、お互いのたまごっちをプロポーズさせ結婚させる方法です。この時、「ほれぐすり」という特別なアイテムを使うと、通常よりも早く親密度を上げて結婚しやすくなるという、ちょっとした裏技も存在します。

もう一つは、本体だけでも可能な「お見合い結婚」です。フレンド期になると、特定の時間に「おせっかいばあさん」というキャラクターがやってきて、結婚相手候補のたまごっちを紹介してくれます。どんな相手を連れてくるかはある程度のランダム性があり、時にはレアなキャラクターと出会えるチャンスも。

そして、このm!xの面白いところは、生まれてくる子どもの姿が本当に予測不能な点です。パパにそっくりな子が生まれることもあれば、ママのパーツを色濃く受け継ぐ子、あるいは両親の特徴が絶妙にミックスされた、まったく新しい見た目の子が誕生することもあります。

頭の形、体の色、目つき、口元、アクセサリーなど、遺伝する可能性のあるパーツは多岐にわたります。このため、何世代にもわたってm!xを繰り返していくと、他の誰とも違う、自分だけのユニークな家系図ができあがっていくのです。

実際に、ある特定のキャラクターの「鉄仮面」のような特徴的な遺伝子が何世代にもわたって強く現れたり、逆に思わぬ組み合わせで可愛い子が生まれたりと、そのパターンはまさに無限大。時には双子が生まれることもあり、育てる楽しみも2倍になります。この奥深い遺伝システムこそが、多くのユーザーを虜にし、長期間にわたって「たまごっちみーつ」を遊び続けさせる原動力となっているのです。

アプリの代わりはある？「マイたまごっち」等を比較

「たまごっちみーつアプリ」がサービスを終了してしまった今、「何か代わりに使えるアプリはないの？」と探している方もいらっしゃるでしょう。いくつかの選択肢と、その注意点について見ていきましょう。

まず、バンダイナムコエンターテインメントから公式に配信されているスマートフォン向けアプリとして「マイたまごっち (My Tamagotchi Forever)」があります。

こちらは、カラフルな3Dグラフィックで描かれたたまごっちをお世話したり、AR（拡張現実）機能を使って自分の部屋にたまごっちを出現させて一緒に遊んだり、ミニゲームで「ごっちP」を集めて街を飾るアイテムやたまごっちの衣装をアンロックしたりと、現代のスマートフォンゲームらしい要素が詰まった育成＆コレクションゲームです。

しかし、ここで非常に重要な注意点があります。「マイたまごっち」は、「たまごっちみーつ」とは全く異なるゲームシステムを採用しており、「たまごっちみーつ」の最大の特徴であった結婚による遺伝（m!x）の機能は、基本的に搭載されていません。ユーザーレビューなどを見ても、「結婚できない」「お見合い要素がない」といった声が多く、m!xによる世代交代や遺伝の楽しみを期待している方には、残念ながらその代わりとはなり得ないでしょう。

また、「たまごっちユニ」のような新しい世代のたまごっちシリーズは、独自のアプリ連携やWi-Fiを通じた「Tamaverse」といったオンライン機能を備えていますが、これらはそれぞれの機種専用であり、「たまごっちみーつ」との互換性はありません。過去のシリーズとの通信ができないのと同様です。

そうなると、公式の代替手段は実質的にないと言えます。ただし、後述しますが、海外の熱心なファンが中心となって開発した非公式のアプリケーション（例：「MixingMeets」や「MyMeets」）が存在します。これらは、公式アプリのサービス終了後も「たまごっちみーつ」や海外版「Tamagotchi On」で結婚相手を見つけたり、アイテムをダウンロードしたりする機能を提供しようとするものですが、あくまで非公式であり、利用には注意が必要です。

結論として、「たまごっちみーつアプリ」が提供していたm!x連携を含む機能を完全に代替する公式アプリは、現在のところ存在しないと理解しておくのが良いでしょう。遊びの方向性が異なる「マイたまごっち」を楽しむか、本体のみのプレイに集中するか、あるいはリスクを理解した上で非公式ツールを検討するかが、主な選択肢となります。

中古で買うなら？価格相場と注意点、故障したら？

「たまごっちみーつアプリ」が終了した後も、その魅力的な本体機能、特に「m!x遊び」によって「たまごっちみーつ」は根強い人気を保っており、中古市場でも活発に取引されています。これから手に入れようと考えている方のために、価格相場や購入時の注意点、そして万が一故障してしまった場合の対処法についてまとめました。

中古価格の相場は、バージョン（メルヘンみーつ、マジカルみーつ、パステルみーつ、スイーツみーつ、サンリオキャラクターズみーつDXセットなど、多数のバリエーションがあります）や、本体の状態（傷の有無、液晶の綺麗さ）、箱や説明書といった付属品の有無によって大きく変動します。一般的には数千円後半から取引されていますが、特に人気の高いバージョンや限定品、未使用に近い美品などは数万円以上の高値で取引されることも珍しくありません。フリマアプリやネットオークションなどをこまめにチェックし、相場感を掴むことが大切です。

中古で購入する際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。まず「動作確認」の状況です。出品情報に「動作確認済み」と記載があるかを確認し、可能であればボタンの反応（特に決定ボタンは消耗しやすいです）、画面表示の鮮明さ、音が出るか、そして赤外線通信機能が正常に働くかなどを質問してみるのも良いでしょう。

液晶画面は傷がつきやすい素材のため、写真でよく確認し、目立つ傷や黄ばみがないかをチェックすることも重要です。また、電池蓋の爪の破損やネジ穴が潰れていないか、電池ボックス内に液漏れの跡がないかも確認ポイントです。前の所有者のデータが残っている場合や、特定のバージョン限定のキャラクターやアイテムの状況も気になる点ですが、アプリ連動限定のアイテムは新規入手できないことを理解しておく必要があります。

さらに、初期の製品には特定のバグ（フレンド期になる前に電池交換をすると成長が止まるなど）が報告されていたため、この点も念頭に置くと良いかもしれませんが、中古品で製造時期を特定するのは困難です。そして、「たまごっちみーつ」にはセーブ機能がなく、取扱説明書にも電池交換時にデータがリセットされる旨の記載があるため、育てた履歴は電池が切れると消えてしまうものと考えましょう。

万が一、購入した「たまごっちみーつ」が故障してしまった場合、バンダイによる公式の修理サポートは、発売から時間が経過しているため、既に終了している可能性が高いです。しかし、諦めるのはまだ早いかもしれません。地域によっては「おもちゃ病院」のようなボランティア団体が修理を受け付けてくれる場合がありますし、一部のゲーム機修理専門店などが対応してくれるケースも考えられます。特にボタンの接触不良などは、器用な方であれば分解して接点を清掃したり、交換用のシリコンパーツを入手して自分で修理したりするユーザーもいます。ただし、これらの非公式な修理はすべて自己責任となることを理解しておきましょう。

【非公式】ファン制作アプリで通信やダウンロードは可能？

「たまごっちみーつアプリ」の公式サービスが終了した後、その機能を惜しむ声は多く、特に海外の熱心なファンコミュニティを中心に、「たまごっちみーつ」およびその海外版である「Tamagotchi On」の遊びの幅を広げようとする、非公式のファンメイドアプリケーションが開発・公開されています。その代表的なものとして、「MixingMeets」やWindows PC専用の「MyMeets App」などが知られています。

これらの非公式アプリを利用することで、一般的に以下のようなことが可能になるとされています。まず、結婚相手の選択肢が格段に広がります。アプリを通じて、自分の好みの遺伝子を持つたまごっちや、特定のキャラクターと結婚させることが容易になる場合があります。

また、オリジナルの壁紙、食べ物、アクセサリーといったカスタムコンテンツをダウンロードして、自分の「たまごっちみーつ」本体に転送することもできるようです。中には、ゲーム内通貨である「ごっちポイント」を簡単に増やしたり、たまごっちの成長段階を操作してすぐに大人にしたり、お世話のステータスを最大にしたり、通常は特定の条件を満たさないと行けないお出かけ先をアンロックしたりといった、ゲームの進行を有利にする機能を持つものもあります。

これらの非公式アプリを利用するためには、多くの場合、Bluetooth Low Energy (BLE) に対応したWindows搭載のパソコンや、専用のBluetoothドングルなど、特定の環境が必要となることが一般的です。

しかし、これらの非公式アプリの利用を検討する際には、いくつかの非常に重要な注意点があります。第一に、これらはバンダイが提供する公式のソフトウェアではないため、利用は完全に自己責任となります。予期せぬ不具合が発生したり、最悪の場合、「たまごっちみーつ」本体が故障してしまったりする可能性もゼロではありません。

第二に、提供元が不明確なソフトウェアをインターネットからダウンロードし、使用することには、ウイルス感染などのセキュリティ上のリスクが常に伴います。第三に、ゲームバランスを大きく変えるような機能（例えば、ごっちポイントを無限に増やすなど）も含まれている場合があり、これは「たまごっちみーつ」本来のゲーム性を損なってしまう可能性も考慮する必要があります。

もし利用を考えるのであれば、情報収集は慎重に行い、信頼できるコミュニティや情報源を参考にして、これらのリスクを十分に理解した上で判断するようにしてください。ファンによる熱意と技術力には驚かされますが、その利用には相応の注意が求められるのです。