2025年7月12日に発売された最新シリーズ「Tamagotchi Paradise(たまごっちパラダイス)」は、メーカー希望小売価格が各色6,380円(税込)のデジタル玩具です。
右上のズームダイヤルを回して細胞レベルから宇宙レベルまで世界を切り替えながらお世話できる、これまでにない遊び方が特徴で、日本おもちゃ大賞2025デジタル部門の大賞も受賞しています。
本体価格を考えると、傷や汚れからしっかり守りたいと考える人が多い一方で、公式の「Tamagotchi Paradise おでかけキャリー」は各2,640円(税込)と、ケースとしては少し高価に感じる人もいるはずです。
そこで注目されているのが、ダイソー・セリア・キャンドゥといった100円ショップのポーチやイヤホンケースを流用した「たまパラケース」。ダイソーの缶バッジ用ポーチや丸型ポーチ、ミニリュック型ポーチを3種類試して比較したレビューや、キャンドゥの丸型ポーチを「シンデレラフィット」と紹介するブログなど、ユーザー発の情報もどんどん増えています。
この記事では、公式キャリーと100均ケースの違い、ダイソー・セリア・キャンドゥで実際に使われているケースの具体例、さらに100均ケースを使いこなすコツやデコ・自作アイデアまで、まとめて解説します。読み終わるころには、自分のたまパラにぴったりのケースの探し方と、失敗しない選び方が分かるようになります。
- たまごっちパラダイス本体と公式おでかけキャリーの特徴・価格感を整理
- ダイソー・セリア・キャンドゥで実際に使われている具体的なケース例を紹介
- 入れたまま操作しやすいケースを選ぶときのチェックポイントが分かる
- 100均素材を使ったデコや自作アイデアで「見せる」たまパラケースを楽しめる
- 100均と専用ケースの使い分け方をイメージできる
たまごっちパラダイスの100均ケース事情
- 公式キャリーと100均ケースの違い
- ダイソーで使えるおすすめケース
- セリア・キャンドゥのシンデレラフィット
- 100均以外の人気ケースもチェック
公式キャリーと100均ケースの違い
まず前提として、たまごっちパラダイス本体がどんなデバイスなのかを軽く整理しておきます。
たまごっちパラダイスは、2025年7月12日に発売されたシリーズで、ズームダイヤルを回すことで世界を細胞レベルから宇宙レベルまで全4段階に切り替えながらお世話できる卵型のカラーデバイスです。価格は各色6,380円(税込)、対象年齢は6歳以上と案内されています。
ズームダイヤルで「たまさいぼー(細胞)」「たまごっち」「たまふぃーるど」「たまうちゅー」といった階層を行き来でき、病気になったら細胞レベルで治療したり、宇宙レベルでたまごっち星のようすを観察したりと、かなり遊びの幅が広い設計です。
この本体を持ち運ぶための公式アイテムの一つが「Tamagotchi Paradise おでかけキャリー」シリーズ。たとえば「ほーほっち」モデルは、キャラクターの顔をモチーフにしたぬいぐるみ風のデザインで、別売りのたまごっちパラダイスを収納して持ち運べる専用キャリーとして、2025年7月12日に発売されました。価格は2,640円(税込)、対象年齢は6歳以上です。
ラインナップはほーほっちのほか、みゃおっち・まめっち・いるかっちなど複数のキャラクターが展開されており、第2弾としてべびまるっちやれさぱんっちが登場するなど、シリーズとして継続的に展開されています。
公式キャリーのメリットは、何よりサイズと形状がたまパラ専用に作られていること、そしてキャラクターを大きくあしらった世界観ど真ん中のデザインです。ふわふわのぬいぐるみ風ボディにファスナーやストラップがついていて、子どもが背負ったり、部屋に飾ったりするのにもぴったり。純正品ならではの安心感があります。
一方で、価格だけ見ると本体の約3分の1にあたるため、兄弟分や色違いをそろえようとするとそれなりの出費になります。実際、ケース単体に2,000円台を出すことに迷い、「まずは100均で代用できないか」を検討する人も少なくありません。
そこで人気が高まっているのが、ダイソー・セリア・キャンドゥといった100円ショップのポーチやイヤホンケースの流用です。ダイソー商品だけでたまごっちパラダイスに合うポーチを3種類試し、それぞれのメリット・デメリットを比較したレビューでは、「100〜200円の商品でも十分実用的」といった声が紹介されています。
公式キャリーと100均ケースの大きな違いは、おおまかに次の3点です。
1. デザインと世界観
公式キャリーはキャラクターの顔を全面に出した「見せる」デザインで、持っているだけでたまパラ好きと分かる存在感があります。一方、100均のポーチはシンプルな無地や丸型ポーチなど日用品寄りのデザインが中心で、さりげなく持ち歩きたい大人にはむしろ使いやすい面もあります。
2. 価格
公式キャリーは1個2,640円(税込)前後なのに対して、100均アイテムは110〜220円(税込)程度で複数試すことが可能です。好みや用途に合わせて「職場用」「おでかけ用」「自宅保管用」と使い分けてもコストが抑えられるのは大きなメリットです。
3. 汎用性
100均ポーチはたまパラ以外のガジェットや小物にも転用しやすく、たまパラを持ち歩かない時期でも無駄になりません。逆に公式キャリーは見た目もサイズも「たまごっちパラダイス専用」色が強いぶん、他の用途にはやや使いづらい側面もあります。
どちらが良い・悪いというより、「世界観重視で飾り兼用なら公式」「コスパと実用性重視なら100均や汎用ケース」という棲み分けで考えると、自分に合った選択がしやすくなります。
ダイソーで使えるおすすめケース
たまごっちパラダイス用の100均ケースとして、まず名前が挙がりやすいのがダイソー商品です。実際に「たまごっちパラダイスにぴったりなケースをダイソーで3つ試した」というnote記事では、次の3種類が詳しくレビューされています。
- 缶バッジが入るポーチキーホルダー
- round pouch(丸型ポーチ)
- ミニリュックバッグチャーム
1つ目の「缶バッジが入るポーチキーホルダー」は、ブラックとホワイトの2色展開の半透明ポーチ。たまパラ本体を入れると、横幅・奥行きともにほぼジャストサイズで、かさばらない点が高く評価されています。黒系の半透明素材なので目立ちにくく、職場や電車でも大人が取り出しやすい雰囲気です。また、ファスナーの隙間からズームダイヤルを外に出して操作できるため、「入れたままズームで遊べるケース」として実用性も高いとレビューされています。
一方で、キーホルダー部分がチャックと一体になっている構造のため、ぶら下げているとファスナーが少し開きやすい、ぶら下げたときに本体が斜めになりやすいといった弱点も指摘されています。
2つ目の「round pouch(丸型ポーチ)」は、パステルカラーが数色展開されている丸型のクリアポーチです。レビューでは横幅がジャストサイズ、奥行きは少し余裕があるフィット感と紹介されており、上面にキーホルダーを取り付けられる仕様になっているため、カバンやネックストラップにぶら下げたときに本体がまっすぐ安定しやすいのがポイントとされています。
表も裏も透明なビニール素材なので、中に入れたたまパラのカラーやデザインを眺めながら持ち歩きたい人にはぴったりです。ただし、キーホルダーを付ける部分がビニールのみで補強が薄く、「ぶら下げ続けるなら補強したほうが安心」といったコメントもあり、長期使用では耐久性に少し注意が必要です。
3つ目の「ミニリュックバッグチャーム」は、価格220円(税込)の少し大きめポーチ。小さなリュックのような見た目で、布製の本体とカラビナ付き仕様が特徴です。レビューでは「カラビナ付きでしっかりカバンに装着できる」「布製で強度も安心感も高い」「ぶら下げたときにたまごっちが自然な向きになる」といったメリットが挙げられています。
その代わり、操作しようとするとファスナーをほぼ全開にする必要があり、サイズもやや大きめで、携帯ゲーム機をコンパクトに持ち歩きたい人には少しかしこまった印象になるという指摘もあります。
また、別の情報では、ダイソーで販売されているセミハードタイプのイヤホンケースが「たまごっちケースにちょうど良い」と紹介されています。クッション性のある丸型イヤホンケースは厚みのある携帯ゲーム機との相性が良く、たまパラのような卵型デバイスにも流用しやすい形状です。
ダイソーだけでも、透明で入れたまま遊びやすいもの、強度重視のもの、見た目重視のものなど、複数の選択肢があります。自分がどのポイントを最優先したいか(コンパクトさ・デザイン・耐久性・価格など)を決めてから店頭で探すと、理想に近いケースを見つけやすくなります。
セリア・キャンドゥのシンデレラフィット
100均ケースというとダイソーの情報が目立ちますが、セリアやキャンドゥにもたまごっちパラダイスと相性の良いアイテムがあります。
収納・整理系の情報サイトでは、セリアで販売されているビニール製のクリアケースが「たまごっちケースにぴったり」として紹介されており、小さめのクリアポーチに本体を入れることで、傷を防ぎつつ、中身が見える可愛さも両立できるとされています。
透明ビニールでできたケースは、前面越しに画面を確認しやすく、別売りのネックストラップやチェーンと組み合わせれば、推し活ポーチのような見せ収納にも応用できます。
キャンドゥについては、たまパラユーザーのブログで「シンデレラフィットする丸型ポーチ」として紹介されたアイテムが話題になりました。記事によると、たまパラ本体にぴったり合う丸型ポーチはダイソーにもあるものの、「チェーンの付け根が重みで切れそう」という情報を見て、チャックの金属部分にチェーンが付いているキャンドゥ製の丸型ポーチを選んだと書かれています。
このキャンドゥの丸型ポーチは、たまパラをバッグやネックストラップに取り付けても頑丈そうなこと、カラー展開が複数あること、サイズ感が本体にシンデレラフィットであることなどが高く評価されています。
同じブログでは、キャンドゥで販売されているボックスポーチを追加で購入し、丸型ポーチを2つまとめて収納するアイデアも紹介されています。クッション性のあるボックス型ポーチに丸型ポーチごと収納することで、バッグの中でケース同士がぶつかりにくくなり、複数台持ちのユーザーにも便利な「持ち運び兼自宅収納」のスタイルとして紹介されています。
キャンドゥの丸型ポーチやボックスポーチは、「推し活ポーチ」「丸型ポーチ」といった名目で販売されており、もともとアクリルキーホルダーや小物を入れることを想定した商品です。たまパラのポップな世界観とも相性がよく、ネックストラップやバッグチャームと組み合わせることで、イベントやおでかけシーンでの「見せ収納」にも活用できます。
なお、セリア・キャンドゥの商品は店舗やタイミングによって在庫が変動しやすく、SNSやブログで紹介されてから一時的に品薄になることもあります。ブログや情報サイトのレビューでは、具体的な商品名や売り場の写真が掲載されていることが多いので、それらを参考にしながら実店舗で探すのがおすすめです。
気に入ったポーチを見つけたら、色違いを複数個まとめて買っておくと、「家用・おでかけ用」「ピンクランド用・パープルスカイ用」など、たまパラ本体やコーデに合わせた使い分けもしやすくなります。
100均以外の人気ケースもチェック
100均ケースはコスパが高く、試しやすい選択肢ですが、「落とした時の衝撃が心配」「ぴったり形に沿ったカバーで守りたい」という人には、通販で買える専用設計のケースも要チェックです。
たまごっちパラダイス専用をうたうシリコンケースや保護カバーは、Amazonなどの通販サイトで複数販売されています。こうしたシリコンケースは、たまパラ本体の卵型に合わせた形状で、画面やボタン、ズームダイヤル周りに穴が空いているため、装着したまま操作できるよう設計されています。
シリコン素材は滑りにくく、多少の落下なら衝撃を吸収してくれるため、小さな子どもがメインで遊ぶ家庭や、外出が多いユーザーには安心感の高い選択肢です。
また、たまごっち全般のケースを扱うおすすめランキング記事では、Tamagotchi Uni向けのカバーや、初代たまごっち・Connectionシリーズ向けのシリコンカバーなどが紹介されています。
ランキング記事では、耐衝撃性の高いUniケースや、初代用のシリコンカバー、サンリオキャラクターとコラボしたキーホルダー型ゲーム機カバーなどが取り上げられており、いずれも装着したままボタン操作や充電ができる点が強みとされています。
こうした専用ケースは、たまごっちパラダイス専用のものもあれば、世代ごとの機種に対応した汎用的なものもあるため、購入時には必ず「対応機種」を確認することが重要です。Tamagotchi Uni用や初代用のケースは、本体サイズやボタン位置が大きく異なるため、そのままパラダイスには使えません。
公式グッズとしては、おでかけキャリーのほか、たまごっちシリーズのキャラクターをモチーフにしたポシェットや小物ポーチなども展開されています。
これらはたまごっちパラダイス専用サイズではないものの、似た大きさの携帯ゲーム機向けに作られている場合も多く、商品レビューでは「たまごっちを入れて使っている」という声も見られます。サイズが合えば、パラダイスの収納にも流用可能です。
100均と専用ケース、どちらを選ぶかは「予算」と「使う場面」のバランスで決めるのがおすすめです。普段の通学・通勤には100均ポーチ、長時間の外出や旅行、イベントの日には専用シリコンケースやおでかけキャリー、といった使い分けをすると、それぞれの長所を活かしやすくなります。
たまごっちパラダイスを100均ケースで楽しむ
- 購入前に押さえたいサイズ感
- 入れたまま操作できるケースの選び方
- ネックストラップ・バッグへの取り付け術
- 100均素材でデコ・自作を楽しむ
- 総括:たまごっちパラダイスを100均ケースで賢く守ってもっと楽しもう
購入前に押さえたいサイズ感
100均ケースを探すときに、最初に意識したいのが「サイズ感」です。
たまごっちパラダイスは卵型で、右上にズームダイヤルが突き出したような形をしています。公式の情報では、本体サイズはおおよそ幅73mm×高さ76mm×奥行31.5mmと紹介されており、厚みがしっかりあるデバイスです。
そのため、薄いカードケースやペンケースではマチが足りず、ファスナーが閉まらない、ダイヤル部分に負荷がかかる、といった問題が起きやすくなります。
先ほど紹介したダイソーのレビューでは、缶バッジ用ポーチや丸型ポーチ、ミニリュック型ポーチなど、立体的な小物ポーチが「ジャスト〜少し余裕あり」のサイズ感とされていました。
丸型ポーチの場合、「横幅はジャスト、奥行きは少し余裕がある」といった感想が多く、コンパクトさと余裕のバランスが良いと評価されています。
実際に店頭でケースを選ぶときは、次のポイントを押さえておくと失敗しにくくなります。
1. 内寸をチェックする
パッケージに内寸が書かれているケースなら、その数値を参考にしましょう。本体を持ち歩くのが難しい場合は、幅約7.5cm・高さ約8cm・厚み約3.5cm前後の紙型を作って持っていくと、現物合わせに近い感覚で選べます。
2. マチの有無と厚み
立体的なポーチであっても、マチが薄いとダイヤル周辺が圧迫されることがあります。少し厚手のイヤホンケースや、缶バッジ用ポーチのようにしっかりマチのあるものを選ぶと安心です。
3. ファスナーの開き方
ミニリュック型のように、しっかり開くぶん操作時にほぼ全開にしないといけないケースもあります。日常的に出し入れを繰り返すなら、三方にファスナーが走って大きく開くタイプや、前面が大きく開くタイプのほうがストレスが少なくすみます。
4. 素材とクッション性
布製のポーチは軽くて扱いやすい反面、衝撃吸収力はセミハードケースに劣ることがあります。逆にイヤホンケースのようなセミハードタイプは、厚みは増すものの傷や軽い落下から本体を守る力が高くなります。普段どれくらい外に持ち出すかを想像し、子どもがよく落としそうならクッション性を優先すると良いでしょう。
これらを意識しておくと、見た目だけで選んで「入れてみたら閉まらない」「ダイヤルが押しつぶされる」といった失敗を減らせます。
入れたまま操作できるケースの選び方
「ケースに入れたまま操作したい」というニーズはかなり多く、ダイソーのケースを検証したレビューでも、「透明でボタンが押せること」「入れたまま操作できること」がケース選びの条件として挙げられていました。
缶バッジ用ポーチや丸型ポーチのように、前面がクリア素材になっているポーチは、画面を見ながらボタン操作がしやすいのが魅力です。特に丸型ポーチは、ファスナーの隙間からズームダイヤルを外に出して操作できるとされており、「ケースを付けたままでもズーム遊びを楽しめる」と高評価を得ています。
入れたまま操作することを前提にケースを選ぶなら、以下の3点を必ずチェックしましょう。
1. 前面の透明度
ビニール越しに画面を見るため、曇りが強い素材や、全面プリントが載っているものは避けた方が無難です。透明度が高いクリア素材であれば、画面の文字やキャラクターもしっかり見えます。
2. ボタン周りの余裕
本体を入れたとき、ビニールがボタン部分にぴったり張り付いてしまうと押しづらくなります。レビューでも、丸型ポーチのように少しふくらみが出るくらいの余裕があると、ボタンも押しやすいと評価されています。
3. ダイヤル部分の逃げ
たまパラの大きな特徴であるズームダイヤルは本体から飛び出しているため、ケースの側面にスリットがあるか、ファスナーの隙間からダイヤルを外に出せるかが重要です。実際のユーザーも、ファスナーの隙間からダイヤルを出して操作している写真を掲載しており、「ダイヤルの出し方」を考えた選び方がポイントになります。
ただし、「入れたまま操作できるケース」は、どうしてもビニール部分や金具に負荷がかかりやすくなります。丸型ポーチでは、キーホルダーを付ける部分がビニールのみで、長く使うと破れやすそうだという指摘もあります。
そのため、
- 日常的にガンガン操作する用(入れたまま遊ぶ用)
- 自宅での保管用・持ち運び用(しっかり守る用)
といったように、用途別にケースを分けるのもおすすめです。遊ぶ用にはクリアポーチや丸型ポーチ、しまう用にはセミハードケースや布製ポーチ、と役割を分けることで、どちらのケースも長持ちしやすくなります。
ネックストラップ・バッグへの取り付け術
たまごっちパラダイスには、デバイス同士をドッキングしてツーしん遊びができる要素があり、友だちと一緒に遊ぶために外へ持ち歩く機会も多くなりがちです。
そこで便利なのが、ネックストラップやバッグチャームとしてケースごと取り付ける方法です。
キャンドゥの丸型ポーチを使ったブログでは、「ダイソーにも似た丸型ポーチがあるが、チェーンの付け根が重みで切れそうという情報を見て、チャックの金属部分にチェーンが付いているキャンドゥ製を選んだ」と書かれています。
チャック金具に直接チェーンが付いているタイプは、ぶら下げたときに力が分散しやすく、ネックストラップやバッグに付けても比較的安心感があるというわけです。
同じブログでは、キャンドゥの丸型ポーチを2つまとめて収納できるボックスポーチも紹介されています。クッション性のあるボックス型ポーチに丸型ポーチごと収納することで、バッグの中でもケース同士がぶつかりにくくなり、複数台持ちのユーザーにも便利な「持ち運び兼自宅収納」のスタイルとして紹介されています。
ネックストラップについては、ダイソーで販売されているサンリオキャラクター(クロミ)のネックストラップを合わせて使用している例が有名です。ストラップ本体のカラーや、プラスチックパーツのパステルカラーがたまパラやポーチの色味と合うことが決め手だったと書かれており、「ケース+ストラップのトータルコーデ」を楽しんでいるようすが伝わってきます。
取り付け術のポイントは、大きく分けて次の2点です。
1. 吊り下げ部分の強度
キーホルダーやカラビナがファスナーと一体になっているタイプは、ぶら下げたときにファスナーが開きやすかったり、力が一点に集中して破損しやすくなります。
上部中央に金具が付いている丸型ポーチや、背面にしっかり縫い付けられたループ付きポーチなど、力が分散する構造のものを選ぶと安心です。
2. 本体の向きと揺れ方
ぶら下げたときに本体が横向きになったり、逆さになったりすると、落としやすくなるうえに見た目も不安定に見えます。ミニリュック型ポーチや、上部に金具がある丸型ポーチのように、「ぶら下げたときに自然と正面を向く」構造のケースを選ぶと、持ち歩きやすさが一気に向上します。
子どもが首にかけて使う場合は、安全面にも注意が必要です。安全パーツ(一定以上の力がかかると外れるジョイント)が付いたストラップを選んだり、基本はバッグに付けて、大人が見守れる場面だけネックストラップを使うなど、窒息や引っ掛かりのリスクを減らす工夫をしておきましょう。
100均素材でデコ・自作を楽しむ
「せっかくなら、たまごっちパラダイスのケースも自分好みにデコりたい」という人も多いはずです。SNSでは、100均のポーチとデコパーツを組み合わせて、たまパラ専用のオリジナルケースを作っている投稿も増えています。
Instagramのリール投稿では、「たまごっちパラダイスのケースをデコってみました」というコメントとともに、100均のポーチに同じく100均で購入したパーツを貼り付けて、自分だけのデザインに仕上げている様子が紹介されています。
たまごっちパラダイスのケースを特集したブログでは、公式キャリー・100均ケース・ハンドメイドケース・自作アレンジなど、さまざまなタイプを比較しながら「世界で一つのオリジナルケース」が作れることを、手芸やDIYが好きな人向けの大きな魅力として挙げています。
同記事では、100均ケースについて「安く手軽に手に入り、意外とサイズがぴったりなものも多い」「応急処置用や自宅・バッグの整理に便利」と整理した上で、自作ケースはイベント参加や推し活・コスプレ合わせにも向く選択肢として紹介されています。
100均でそろえやすいデコ素材には、次のようなものがあります。
- ラインストーンシール・ビジューシール
- レジン用の封入パーツ(星・ハート・惑星モチーフなど)
- ワッペンやアップリケ
- ステッカー・マスキングテープ
- キーホルダー用チャームやビーズ
丸型ポーチの表面に推しキャラのイメージカラーでパーツを貼ったり、たまパラの「宇宙」要素に合わせて星や惑星モチーフのシールを散りばめたりすると、持ち歩くだけでテンションが上がるケースになります。
ただし、デコをする際には「実用性」と「安全性」も忘れないようにしたいところです。
- ズームダイヤル周辺やボタン部分に厚みのあるパーツを貼ると、操作がしにくくなる
- ファスナーの開け閉めでパーツが引っかかり、剥がれやすくなる
- ストラップやチェーンの根本に重いパーツを集中させると、その部分だけに負荷がかかる
といったトラブルが起きやすくなります。
そのため、
- よく触る部分は薄いシールやマスキングテープを中心にする
- 厚みのあるチャームは、ファスナーの引き手やストラップ側に付ける
- 最初は控えめなデコから始めて、使い心地を試しながら徐々に盛っていく
といったステップを踏むと、かわいさと使いやすさのバランスを取りやすくなります。
ハンドメイドやDIYに慣れている人なら、フェルトや布を使って「完全自作ケース」に挑戦するのも一案です。ケースの種類や使い方を整理したブログでも、自作ケースは「他の人とかぶらない」「イベントや推し活にぴったり」として人気が高いことが紹介されています。
総括:たまごっちパラダイスを100均ケースで賢く守ってもっと楽しもう
- たまごっちパラダイスは、2025年7月12日に発売された最新シリーズで、ズームダイヤルを回して細胞レベルから宇宙レベルまで切り替えながらお世話できる、メーカー希望小売価格各6,380円(税込)のデジタル玩具です。
- 日本おもちゃ大賞2025のデジタル部門大賞を受賞しており、四段階のズーム世界や遺伝システムなど、やり込み要素の高さも公式に評価されています。
- 公式おでかけキャリーは、ほーほっちなど人気キャラクターの顔をモチーフにしたぬいぐるみ風の専用キャリーで、各2,640円(税込)。デザインと純正フィット感に優れる一方、価格は本体の約3分の1とやや高めです。
- ダイソーでは缶バッジ用ポーチや丸型ポーチ、ミニリュック型ポーチなどが実際にたまパラケースとしてレビューされており、それぞれコンパクトさ・見た目・強度など異なる長所があります。
- セリアのビニール製クリアケースやダイソーのイヤホンケースも、たまごっち全般の収納ケースとして相性が良いと紹介されており、透明度やクッション性を重視する人に人気です。
- キャンドゥの丸型ポーチは、チャックの金属部分にチェーンが付いていて強度面が安心と評され、たまパラ本体にシンデレラフィットするサイズ感で注目されています。同じくキャンドゥのボックスポーチを併用すると、丸型ポーチごと収納でき、複数台持ちの保管にも便利です。
- ネックストラップにはダイソーのサンリオ柄ストラップを合わせるコーデ例があり、ケースとストラップの色味をそろえることで「持ち歩きコーデ」としての一体感が出ます。
- 入れたまま操作したい場合は、前面が透明でボタン周りに少し余裕があり、ファスナーの隙間や側面からズームダイヤルを外に出せる構造のケースを選ぶと、たまパラの遊びやすさを損なわずに保護できます。
- 100均にこだわらないなら、たまごっちパラダイス専用シリコンケースや、Uni・初代・Connectionシリーズ向けの専用カバーなど、通販には衝撃に強いケースも多数あり、落下対策として有力な選択肢になります。
- ケースの種類や選び方を整理したガイド記事では、100均ケースを「安く手軽で、応急処置やバッグ整理に便利」、自作ケースを「こだわり派・イベント参加向け」と位置づけており、ライフスタイルに合わせた使い分けが推奨されています。
- SNSでは、100均ポーチとデコパーツを組み合わせてオリジナルのたまパラケースを作る実例も多く、100均ケースは「守るだけでなく、魅せるための遊び」にも活用できるアイテムになっています。
たまごっちパラダイス本体の遊び方や育成の奥深さは公式情報や実際のプレイに任せつつ、ケース選びやアレンジは100均アイテムや専用ケースを組み合わせながら、自分らしく楽しんでみてください。
「どこにでも一緒に連れていきたくなるケース」が見つかれば、たまパラとの毎日が、いまより少し特別で愛着のある時間になります。
