「たまごっちタウン」というキーワードで検索されているのですね。もしかしたら、その言葉が指すものが一つではないとご存知でしょうか?
実は、この「たまごっちタウン」という名称は、古くはスーファミのゲームから、大ヒットした漫画シリーズ、さらには最新のNintendo SwitchやApple Arcadeで楽しめるゲーム、そしてオンラインプラットフォームまで、多岐にわたる作品や舞台に登場するんです。
今回は、そんな奥深く、そして時を超えて愛される「たまごっちタウン」の全貌を、その歴史から最新の楽しみ方、さらには漫画の世界観まで、じっくりとご紹介していきましょう。
- 「たまごっちタウン」は複数のゲームや漫画、オンラインサービスに登場する総称
- スーファミ版は育成シミュレーションの原点で、地形がたまごっちの進化に影響
- 最新のSwitch版ではお店屋さんごっこや2人プレイ、AR連動で進化
- 漫画「あっちこっちたまごっちタウン」では学園生活や個性豊かな町が描かれる
あなたが探すたまごっちタウン、その実態とは?
- 様々なメディアで展開されたたまごっちタウンの歴史
- 育成シミュレーションの原点!スーファミ版たまごっちタウン
- 進化した遊び方!最新たまごっちタウンゲームの魅力
様々なメディアで展開されたたまごっちタウンの歴史

「たまごっちタウン」と一言で言っても、実はその指し示す内容は多岐にわたります。これは、たまごっちというコンテンツが時代と共に様々な形で展開されてきた歴史の証とも言えるでしょう。過去から現在に至るまで、この名前が冠された、あるいはその舞台となった作品は数多く存在します。
まず、皆さんが「たまごっちタウン」と聞いて思い浮かべるかもしれないのが、1999年5月1日にバンダイから発売された**スーパーファミコン用のシミュレーションゲーム『たまごっちタウン』**ではないでしょうか。このゲームは、99日以内に100匹以上のたまごっちを増やし、図鑑を完成させることを目指すという、当時の育成シミュレーションの醍醐味が詰まった作品でした。
次に、2005年11月23日に発売された液晶ゲーム**『超じんせーエンジョイ!たまごっちプラス』(通称:エンたま)**では、パソコンと通信してアクセスできる仮想の「たまごっちタウン」が登場しました。これは、物理的なたまごっちデバイスと連動し、自身の育てたたまごっちをディスプレイに表示させてミニゲームを遊んだり、アイテムを購入したり、結婚や出産をさせたりできるという、当時としては画期的なオンラインプラットフォームでした。
また、小学館の『ちゃお』で2005年4月号から2009年3月号まで連載された漫画『あっちこっち たまごっちタウン』も、この名称を冠した重要な作品です。この漫画は、ギャグが主体で小学生向けに描かれており、主に「たまごっちスクール」を舞台に、たまごっちたちの学校生活や個性豊かな様々な「タウン」での日常が描かれています。
さらに近年では、Apple Arcadeで2024年1月4日にリリースされた『たまごっちアドベンチャーキングダム』において、「たまごっちタウン」がメインクエストの舞台として登場し、プレイヤーが様々な施設の修理を進めることになります。そして、2025年6月26日にNintendo Switchでリリースされた最新作『たまごっちのプチプチおみせっち おまちど~さま!』では、「たまひこタウン」というカラフルでポップな世界観の街が舞台となっており、プレイヤーが街を盛り上げるために奔走するという物語が展開されます。
このように、「たまごっちタウン」という言葉は、その時代ごとの技術やメディアの進化に合わせて、様々な形で私たちの前に姿を現してきたのです。それぞれの「タウン」が持つ魅力や特徴を知ることで、たまごっちの世界をより深く楽しむことができるでしょう。
育成シミュレーションの原点!スーファミ版たまごっちタウン

たまごっちシリーズの歴史において、家庭用ゲーム機で「タウン」の名を冠した最初の作品が、1999年5月1日にバンダイからスーパーファミコン用ソフトとして発売された『たまごっちタウン』です。このゲームは、携帯型液晶ゲームの育成要素を家庭用ゲーム機向けに拡張した、まさに育成シミュレーションゲームの原点と言える存在でした。
このスーファミ版『たまごっちタウン』の最大の目的は、99日という限られた時間の中で、たまごっちを100匹以上に増やし、ゲーム内の図鑑を完成させることにあります。プレイヤーは卵からたまごっちを育て、成長させ、そして新たな卵を産ませるという、シンプルながらも奥深い育成サイクルを体験することになります。育成できるたまごっちは、オリジナル種を含む全75種類にも及び、その多様性がプレイヤーを飽きさせない魅力となっていました。
特にユニークなシステムとして注目すべきは、ゲーム内に用意された「地形」の存在です。このゲームでは、山、海、森、草という4種類の地形が登場し、それぞれの地形によって生息するたまごっちの種類が異なりました。例えば、草地では「元祖たまごっち」や「新種たまごっち」、森では「むしっち」、海では「さかなっち」、そして山では「てんしっち」といった具合に、特定のたまごっちが生息している場所が決まっていたのです。
さらに興味深いのは、プレイヤーが様々な地形を行き来することで、たまごっちたちが姿を変えていくという要素です。これは、ただ育てて進化させるだけでなく、環境による変化という、よりリアルな育成体験をゲームに取り入れた画期的な試みでした。どの地形に連れて行くか、どのたまごっちを育てるかといったプレイヤーの選択が、直接たまごっちたちの成長や変化に影響を与えるため、試行錯誤しながら自分だけのたまごっち図鑑を完成させる楽しさがありました。
このスーファミ版『たまごっちタウン』は、当時のたまごっちブームの中で、家庭でじっくりとたまごっちの世界に没頭できる貴重な機会を提供しました。携帯ゲーム機の「飼育」から一歩進んで、「繁殖」と「生態系の観察」という側面を強調した本作は、育成シミュレーションゲームの基礎を築いた作品の一つとして、今でもその名を語り継がれています。
進化した遊び方!最新たまごっちタウンゲームの魅力

現代における「たまごっちタウン」の楽しみ方は、技術の進化と共に大きく広がっています。特に、Nintendo Switchでリリースされた『たまごっちのプチプチおみせっち おまちど~さま!』や、Apple Arcadeの『たまごっちアドベンチャーキングダム』、そしてモバイル・PCで楽しめる『マイたまごっち』は、それぞれ異なるアプローチで「たまごっちタウン」の魅力を提供してくれます。
まず、2025年6月26日にNintendo Switchで発売された『たまごっちのプチプチおみせっち おまちど~さま!』は、2005年のニンテンドーDS版初代から12年ぶりの完全新作として、多くのファンの期待を集めました。本作の舞台は、たまごっち星の「たまひこタウン」という、カラフルでポップな世界観が最高にキュートな街です。プレイヤーはたまひこ王子にスカウトされ、一大イベント「たまごっちしゅくがさい」の開催地を目指して街を盛り上げるために奔走します。
このゲームのメインは*12種類のお店屋さんをお手伝いする「お店屋さんごっこ」です。歯医者さんやアフターヌーンティー屋さんなど、個性的なお店が揃っており、例えば歯医者さんでは、たまごっちの虫歯を治療する際に「イタイよ~」と怖がるたまごっちの表情が可愛らしく、思わず優しくドリルしてしまうほどです。お客様の注文に素早く対応し、満足度を上げてお店の評判をアップさせるというサイクルが「中毒性高い」と評されており、自己肯定感が爆上がりするハッピーな職場環境だと先行プレイレビューで話題になっています。
さらに、本作はシリーズ初の2人プレイに対応しており、一部のお店では友達や家族と協力してお客様をさばくことができます。Joy-Conを分け合ってプレイすることで、友達との楽しいハプニングも生まれ、家族連れやカップルにも特におすすめの機能です。
Nintendo Switch 2 Editionも同時に発売されており、Switch版の12店舗に加えて、おすし屋さん、しゅりけん屋さん、ガレット屋さんの3店舗が追加されています。特に、Switch 2の新機能である「マウス操作」を使ったおすし屋さんでの握り寿司作りや、Joy-Conを振ってしゅりけんを投げるしゅりけん屋さんでの爽快感は格別です。Switch版を持っている方も、1000円のアップグレードパスでこれらの新店舗を遊べるとのことで、Switch 2ユーザーにとっては見逃せない魅力です。
加えて、別売りの「Tamagotchi Uni」との連動機能も搭載されています。Tamagotchi UniをWi-Fiで接続し最新バージョンにアップデートすることで、Uniで育てたたまごっちがゲーム内に遊びに来たり、限定アイテムがもらえたりと、リアルとバーチャルのたまごっちがリンクする、まさに「未来感ある」体験が楽しめます。街では100種類以上のたまごっちと交流でき、小さな触れ合いイベントも心を温めてくれます。
一方、Apple Arcadeで提供されている**『たまごっちアドベンチャーキングダム』**では、メインクエストとして「たまごっちタウン」の修理が挙げられます。たまごっちスクールやたま病院、郵便局、レストラン、銀行、花火ショップといった様々な施設を修理していくことで、タウンが活性化する様子を体験できます。キャラクターの開放、素材の収集、金策、クラフトといったRPG要素も盛り込まれており、冒険しながらタウンを再建する楽しさがあります。
そして、BANDAI NAMCO Entertainment Europeが開発したモバイルゲーム**『マイたまごっち』**も、手軽に「たまごっちタウン」での生活を楽しめる作品です。ここでは、ごはんをあげたり、お風呂に入れたりといった日常のお世話はもちろん、たまごっちをくすぐって触れ合ったり、ミニゲームで遊んだり、街を散策して他のたまごっちと友達になったりできます。
特筆すべきはAR(拡張現実)機能で、現実世界でたまごっちと「かくれんぼ」を楽しめる点です。また、PC用のエミュレータであるLDPlayerを使用すれば、大画面で高フレームレート、カスタマイズ可能な操作設定、さらには繰り返し作業を自動化するマクロ機能などを活用し、『マイたまごっち』をPCで快適にプレイすることも可能です。育成の仕方によって様々な形に進化するたまごっちとの出会いも、大きな楽しみの一つとなるでしょう。
これらの最新ゲームは、グラフィックの進化だけでなく、新しい操作性や他デバイスとの連携、そして多人数での協力プレイといった要素を取り入れ、従来のたまごっちの魅力をさらに深掘りしています。まさに「懐かしさ」と「新しさ」が完璧に融合した「神ゲー」とも言える体験が、現代のたまごっちタウンには詰まっているのです。
広がる世界観!たまごっちタウンを深掘り
- 大ヒット漫画「あっちこっちたまごっちタウン」の世界
- オンラインで繋がる!エンたまとパソコン版たまごっちタウン
- あなたも行ける!たまごっちタウンへのアクセス方法
大ヒット漫画「あっちこっちたまごっちタウン」の世界

「たまごっちタウン」という言葉が指し示すもう一つの重要な世界が、小学館の少女漫画誌『ちゃお』で連載された**『あっちこっち たまごっちタウン』**シリーズです。かがり淳子先生によるこの漫画は、バンダイのキーチェーンゲームやコンピュータゲーム『たまごっち(2期以降)』を漫画化した作品として、多くの読者に親しまれました。
連載は2005年4月号から2009年3月号まで続き、途中でタイトルが**『あっちこっち たまごっちタウン はいぱー』(2007年1月号から)に、そして2010年3月号からは『あっちこっち たまごっち!カーニバル』と変化しながら、その世界を広げていきました。この漫画の大きな特徴は、小学生向けにギャグが主体**となっており、たまごっち特有のほのぼのとした場面は少なく、賑やかでドタバタとした日常が描かれている点です。単行本には長編だけでなく、オールカラーの描き下ろし漫画や、たまごっちに関する新情報、袋とじ付録、さらには『めめっち探偵の事件簿』のようなミステリー漫画、『月間たまごっちNAVI』といった雑誌風のコンテンツも含まれており、読み応えがありました。
物語の中心的な舞台となるのは、たまごっちたちが通う学校**「たまごっちスクール」**です。この学校の建物はニワトリの形をしており、生徒たちは勉強よりも遊ぶことを優先する傾向にあるため、『はいぱー』では大改革が行われ、改装されました。クラス替えや制服の規定も導入されたものの、生徒たちのドタバタ劇は相変わらずで、その賑やかさは健在でした。校内には音楽図工室、保健室、化学室、そして「こそこそ話」専用のトイレや体育館など、様々な施設が描かれ、ミミズ校長先生がとさかの中にある校長室から生徒たちを見守っていました。
漫画の中では、たまごっちスクール以外にも、**たまごっち星の様々な個性的な「タウン」**が描かれています。
- まめシティ:まめっちが住むまめ族の街で、直線的な建物が特徴。住民は勉強と研究に励む勉強家ばかりで、学校が多いのが特徴です。
- ぐるぐるタウン:めめっちが住むめめ族の街。全体が渦巻状になっており、可愛いものがたくさん設置された、女の子に人気の名所です。遊園地「ぐるぐるパーク」は回転する乗り物ばかりで、まめっちが目を回したこともありました。
- ぱっちの森:くちぱっちが住むぱっち族の森で、様々な温泉が設置された癒しの温泉郷です。森の奥は複雑ですが、順路が用意されており、多くのたまごっちが遊びに訪れます。
- まっかっかタウン:『赤いシリーズ』の舞台となった街で、「情熱の赤ワインの噴水」が出現して以来、街中がワインであふれ、全体が赤く染まっています。情熱的な住民たちが住んでおり、単行本の特別編にのみ登場しました。
- 城:ごっち大王が治めるたまごっち星の城で、通常は招待状を持つ者しか立ち入れません。ダジャレは厳禁で、言った者は容赦なく大砲で処刑されるというユニークなルールがありました。
- ウラたまタウン:『ウラじんせーエンジョイ!たまごっちプラス』の舞台となった、たまごっち星の口の中にある裏の世界。表の世界とは正反対の性格を持つたまごっちたちが住んでおり、「太陽ライト」で街を照らしています。
- ござる村:ござるっちが住む忍者の村で、江戸時代風の建物に囲まれ、忍者グッズが売られています。外敵からの侵入を防ぐ罠が多く用意されているのが特徴です。
- セレブビーチ:南国リゾート島で、周辺には迷いやすいジャングルが広がっています。
このように、『あっちこっち たまごっちタウン』は、単なるキャラクター漫画にとどまらず、多種多様な舞台とそこで繰り広げられるギャグ満載のストーリーで、読者をたまごっちの世界観へと深く引き込みました。これらの個性的な「タウン」の描写は、たまごっちの広大な世界を想像させる上で大きな役割を果たしています。
オンラインで繋がる!エンたまとパソコン版たまごっちタウン

たまごっちの世界がさらに広がるきっかけとなったのが、『超じんせーエンジョイ!たまごっちプラス』(エンたま)と、それをパソコンで楽しめる『マイたまごっち』に代表されるオンライン連携の進化です。
2005年11月23日にバンダイがウィズと共同で開発した液晶ゲーム『超じんせーエンジョイ!たまごっちプラス』、通称「エンたま」は、当時の液晶ゲームとしては画期的な機能を多数搭載していました。特に注目すべきは、ファイナルファンタジーシリーズでも採用された「ジョブシステム」(たまごっちの就職機能)を取り入れ、育成できるたまごっちが68種類にも及んだ点です。
これは、従来の定型的な育成ゲームを超え、地球とたまごっち星での二重生活を送る「生活シミュレーション」を実現した異例の作品でした。人間と同じ社会を歩むようなゲーム性で、育成を怠るとバッドエンドのような展開を迎えることもあったと言います。
このエンたまの最大の魅力の一つが、インターネット上の「たまごっちタウン」とパソコンを通じて通信できる機能でした。この「たまごっちタウン」は、まさしく仮想のたまごっち星を再現したオンラインプラットフォームであり、プレイヤーは自分の育てたたまごっちをディスプレイに登場させて、ミニゲームで遊んだり、ごっちポイントを支払ってアイテムを購入したりすることができました。
この通信機能によって、単体で遊ぶだけでなく、他のプレイヤーのたまごっちと交流したり、アイテムを交換したり、さらには結婚や出産までが可能になり、たまごっちの生活がより豊かで社交的なものになったのです。全国の玩具店などに設置された「でかたまごっち」(でかたま)との通信も可能で、アイテム購入やミニゲームが楽しめました。
そして、現代の「パソコン版たまごっちタウン」と言えるのが、BANDAI NAMCO Entertainment Europeが開発したモバイルゲーム**『マイたまごっち』をPCでプレイする方法です。このゲームは、たまごっちの基本的なお世話(ごはん、お風呂、掃除、消灯)を通じて健康に育てるという育成要素に加え、たまごっちをくすぐって触れ合ったり、ミニゲームで遊んだり、「たまごっちタウンを散策して他のたまごっちと友達になったりする」**という要素が盛り込まれています。さらに、AR(拡張現実)機能を使って現実世界でたまごっちと「かくれんぼ」を楽しめるという、ユニークな体験も提供しています。お世話の仕方によってたまごっちが様々な形に進化するのも、育成の醍醐味です。
この『マイたまごっち』をPCで楽しむためには、LDPlayerのようなAndroidエミュレータを使用します。LDPlayerをダウンロード・インストールし、Googleアカウントでログインして『マイたまごっち』を検索・インストールするだけで、PCの大画面でゲームをプレイできるようになります。エミュレータを使うメリットは多岐にわたり、より広い視野で綺麗なゲーム画面を楽しめるだけでなく、高FPS(フレームレート)での滑らかな動作、マウスとキーボードを使ったカスタマイズ可能な操作、そして「操作記録」や「ワンクリックマクロ」といった機能で繰り返し行う作業を自動化できる点も魅力です。これにより、スマホのバッテリー切れや発熱を気にすることなく、長時間のプレイが可能になり、いつでもどこでもゲームの進行状況を同期できるといった利便性も享受できます。
このように、エンたま時代のオンライン「たまごっちタウン」が提示した「繋がる」体験は、形を変えながらも現代のゲームに引き継がれ、PCというプラットフォームを通じて、さらに多様な形で私たちの目の前に広がっているのです。
あなたも行ける!たまごっちタウンへのアクセス方法

これまでご紹介してきたように、「たまごっちタウン」は時代やメディアによって様々な姿を見せてきました。では、私たちが今、これらの「たまごっちタウン」にどうアクセスして楽しめるのか、その方法をまとめましょう。
まず、1999年に発売されたスーパーファミコン版『たまごっちタウン』 ですが、これはレトロゲームであるため、実際にプレイするには当時のスーパーファミコン本体やゲームカセットが必要になります。しかし、現在ではエミュレータを利用したり、レトロゲーム互換機を使ったりすることで、PC上や現代の環境で楽しむことも可能です。レトロゲーム専門店やオンラインストアでカセットを探すのも、また一つの楽しみ方と言えるでしょう。
次に、2005年に登場した『超じんせーエンジョイ!たまごっちプラス』(エンたま)に付随するオンライン「たまごっちタウン」 についてです。これは当時の画期的なサービスでしたが、リリースから時が経っているため、残念ながら公式サイトを通じたPC連携サービスは現在では終了している可能性が高いでしょう。しかし、エンたま本体は現在でも中古市場などで入手可能であり、通信機能を除く基本的な育成シミュレーションのゲームプレイは楽しむことができます。当時の革新的なシステムを、実機で体験してみるのも面白いかもしれません。
そして、最新の「たまごっちタウン」を体験したい方には、Nintendo Switchで2025年6月26日にリリースされた**『たまごっちのプチプチおみせっち おまちど~さま!』**がおすすめです。このゲームはNintendo Switchだけでなく、新たな機能が追加されたNintendo Switch 2 Editionも同時に発売されていますので、お持ちの本体に合わせて選択できます。Amazonなどのオンラインストアや家電量販店で手軽に購入でき、発売日には手に入れることができます。お子様だけでなく大人も楽しめる「神ゲー」と評されていますので、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
Apple Arcadeのサブスクリプションサービスを利用している方なら、2024年1月4日に配信が開始された**『たまごっちアドベンチャーキングダム』**をすぐにプレイできます。Apple製品(iPhone, iPad, Mac, Apple TVなど)をお持ちであれば、App StoreからApple Arcadeに加入するだけで、追加費用なしでこの冒険に満ちた「たまごっちタウン」にアクセスできます。
さらに、スマートフォンやPCで気軽に楽しみたい方には、BANDAI NAMCO Entertainment Europeが運営する**『マイたまごっち』**があります。これはiOSおよびAndroidデバイス向けに無料でダウンロード提供されており、各アプリストアから入手可能です。もしPCの大画面でプレイしたい場合は、前述のLDPlayerのようなAndroidエミュレータをPCにインストールし、そのエミュレータ上で『マイたまごっち』をダウンロード・実行することで、より快適なゲーム体験が可能です。簡単な手順でPC環境を構築し、自分だけのたまごっちとの生活を始められます。
最後に、漫画の**『あっちこっち たまごっちタウン』**シリーズの世界に触れたい場合は、小学館から発売されている単行本を入手するか、電子書籍サービスで読むことができます。各巻に収録された描き下ろしや特別企画も楽しめるので、ぜひチェックしてみてください。
このように、一口に「たまごっちタウン」と言っても、その楽しみ方は多種多様です。ご自身の興味やライフスタイルに合わせて、最適な「たまごっちタウン」を選んで、その魅力的な世界に飛び込んでみてくださいね。最新の情報は、各ゲームの公式サイトや公式SNSアカウントで常に発信されていますので、そちらも合わせて確認することをおすすめします。
総括:奥深いたまごっちタウンの世界を再発見する旅
この記事のまとめです。
- 「たまごっちタウン」は単一の場所ではなく、複数のゲームや漫画、オンラインプラットフォームに登場する概念
- 初代スーファミ版『たまごっちタウン』は1999年発売の育成シミュレーションゲームで、地形によるたまごっちの変化が特徴
- 『超じんせーエンジョイ!たまごっちプラス』(エンたま)は、PCと通信してオンライン「たまごっちタウン」にアクセスできる画期的な液晶ゲームだった
- エンたまのオンラインタウンでは、ミニゲーム、アイテム購入、結婚、出産が可能で、バーチャルなたまごっち星での生活を提供
- 漫画『あっちこっち たまごっちタウン』は小学館『ちゃお』で連載され、ギャグ主体で「たまごっちスクール」でのドタバタ学園生活を描いた
- 漫画にはまめシティ、ぐるぐるタウン、ぱっちの森など、個性豊かな様々なタウンが登場
- 最新作『たまごっちのプチプチおみせっち おまちど~さま!』はNintendo Switchで2025年6月26日に発売された
- 『プチプチおみせっち』の舞台は「たまひこタウン」で、12種類のお店屋さんごっこがメインコンテンツ
- 同作はシリーズ初の2人プレイに対応し、家族や友人との協力プレイが楽しめる
- Nintendo Switch 2 Editionでは、追加の3店舗とマウス操作などの新機能が導入され、より没入感のある体験を提供
- 『プチプチおみせっち』はTamagotchi Uniとの連動機能もあり、リアルとバーチャルのたまごっちがリンクする
- Apple Arcadeの『たまごっちアドベンチャーキングダム』では、たまごっちタウンの修理がメインクエストとなる冒険要素が強い
- 『マイたまごっち』はモバイル向けゲームで、日常のお世話やミニゲーム、AR機能でたまごっちとの触れ合いが可能
- 『マイたまごっち』はLDPlayerなどのエミュレータを使えばPCでもプレイでき、大画面やカスタマイズ操作のメリットを享受できる
- 各「たまごっちタウン」へのアクセス方法は、ゲーム機、サブスクリプション、アプリストア、または漫画の単行本など、多岐にわたる