2025年7月12日に発売されたたまごっちの新作「Tamagotchi Paradise(たまごっちパラダイス)」が話題を集めています。最大の注目ポイントは、シリーズ初となる「ズームダイヤル」による細胞レベルのお世話機能です。
ダイヤルをぐるぐると回すことで、宇宙規模から細胞規模まで4段階に視点を切り替えながらたまごっちをお世話できるという、これまでにない育成体験が楽しめます。遺伝システムによって50,000通り以上の多種多様なたまごっちに出会えるとされており、発売前の予約数が前作「Tamagotchi Uni」の4倍を超えたほどの大好評スタートとなりました。
たまごっちの30周年を記念した「大たまごっち展」との連動も話題で、世代を超えて多くの人が注目している最新作です。
- たまごっちパラダイスの「ズームダイヤル」で細胞レベル(たまさいぼー)まで4段階お世話できる
- 遺伝システムにより50,000通り以上のたまごっちと出会える
- 発売日は2025年7月12日、価格は各6,380円(税込)、全3種
- 30周年記念「大たまごっち展」と連動したLab Tamaでも楽しめる
たまごっちパラダイスの細胞レベルお世話機能「ズームダイヤル」の仕組み
- ズームダイヤルとは何か、4段階の切り替え方を解説
- たまさいぼー(細胞レベル)でできること
- たまふぃーるど・たまごっち・たまうちゅーの各段階の内容
- 25の育成メニューとは
ズームダイヤルで4段階に視点が切り替わる仕組み

たまごっちパラダイスの最大の新機能が「ズームダイヤル」です。本体の右側面に搭載されたこのダイヤルを回すと、画面がズームイン&ズームアウトし、「たまうちゅー」「たまふぃーるど」「たまごっち」「たまさいぼー」の全4段階に切り替えることができます。それぞれのシーンでできるお世話の内容が変わるのが特徴です。
これまでのたまごっちシリーズでは「おへや」だけだったお世話空間が、今作では宇宙レベルから細胞レベルまで一気に広がりました。従来の3つのボタンに加えてズームダイヤルが搭載されたことで、お世話遊びがさらにパワーアップしています。
右上についた「ズームダイヤル」をぐるぐると回すことで、宇宙レベルから細胞レベルまでお世話ができるという仕組みで、「たまごっちの世界をのぞき込む感覚で、まるで自分の中でたまごっちが生きているようなリアルさがある」との声もあります。この4段階の視点切り替えで25の育成メニューが使えるようになり、「大忙しのお世話」が楽しめると公式でも紹介されています。
生まれた惑星を豊かな「たまごっちパラダイス」にすることをゴールに、ズームダイヤルをぐるぐる回して、たくさんのたまごっちと幅広いお世話遊びを楽しむことができます。宇宙から細胞まで視点を自由に変えられるこの機能は、シリーズの歴史の中でも初めての試みであり、育成の幅を大きく広げてくれる革新的な仕掛けです。

細胞レベル「たまさいぼー」でできること

4段階の中でもっともマイクロな視点が「たまさいぼー」です。たまごっちの体の中の様子を見ることができる特別なシーンで、シリーズで初めて体内を細胞レベルで確認しながらお世話するという体験が可能になりました。
たまさいぼーでできる主なお世話のひとつが「病原菌の退治」です。たまごっちが病気になったとき、たまさいぼーに切り替えると病原菌をやっつけるお医者さん気分が味わえます。特にベビー期は病気になりやすいため、たまさいぼーでの治療を忘れずに行う必要があるとのことです。
また、「ステータス」ではお腹の減り具合やご機嫌、現在のキャラクターなどを確認することもできます。たまごっちの体の内側からお世話を管理できる点は、従来のシリーズにはなかった新鮮な体験です。
さらに、早期購入特典の「たまラボステッカー」に記載されている8桁のラボコードをたまごっちパラダイスに入力すると、ステッカーに描かれているたまごっちの「たまさいぼー」の情報を見ることができます。細胞の情報には、そのステッカーのたまごっちに育成するためのヒントが隠れているとされており、育成の楽しみが広がります。
宇宙レベル「たまうちゅー」と「たまふぃーるど」の内容

ズームダイヤルのもっともマクロな視点が「たまうちゅー」です。たまごっちが暮らす惑星「にゅーたまごっち星」の様子を確認できるこのシーンでは、ほかのたまごっちと遊んだりアイテム交換などができる「ツーしん」や、惑星をデコレーションできる「わくせいデコ」などのお世話が楽しめます。
さらに、掃除したうんちを溜めてバイオ燃料に変えて他の惑星に行く「トラベル」という機能もあります。「スイーツのわくせい」や「おんせんのわくせい」など行き先を選べ、旅行後に「わくせいデコ」アイテムがもらえる仕組みです。
「たまふぃーるど」はたまごっちが生活をする様子が見られる中間の視点です。たまごっちが遊ぶ「ゆうぐ」を設置できたり、食べ物を探しに行く「エッグハント」などのお世話が楽しめます。「トラベル」のための「うんちそうじ」も「たまふぃーるど」で行います。「たまふぃーるど」に遊具を設置して育てたたまごっちたちが遊ぶ様子を観察できるのも、このシーンならではの楽しみです。
宇宙レベルから細胞規模まで視点を自由に切り替えながら、それぞれのシーンで異なるお世話ができるのがたまごっちパラダイスの大きな特徴です。
基本操作と実際の育成の流れ(DAY1〜)

たまごっちパラダイスの育成は、初期設定を終えてたまごから「べびまるっち」が誕生するところからスタートします。ベビー期はミルクのみ与えてお世話を行います。数時間経つとベビー期から、キッズ期の「みずキッズ」に成長し、キッズ期からはいろんな種類の食べ物が並ぶようになります。
2日目でヤング期の「ふよふよヤング」、3日目でアダルト期の「くららっち」へと順調に成長するとのことです。夜の20時ごろに「たまごっちをねかせる?」の文字が出て、22時ごろには自然に就寝します。人間と同じサイクルで生活してくれるのは負担にならず嬉しい、との声もあります。
「ズームダイヤル」を長押しすると「たまごっちラボ」アプリが立ち上がり、ミニゲームやショップ、たまシッター、おたすけなどのサポートが集結しています。「ごっちポイント」を貯めるためのミニゲームは6種類あり、ゲームの難易度もわくせいランクに応じて選べるとのことです。なお、3つのボタンの操作は従来のたまごっちと変わらず、新しい機能に慣れていない人でも安心してプレイできます。
環境やお世話の仕方によって育つたまごっちが変わるため、どんなたまごっちにしたいか想像しながら食べ物を選ぶことが大切とのことです。
たまごっちパラダイスの遺伝システムと大たまごっち展との関係
- 5万通り以上の遺伝システムを解説
- 3種類のフィールドによる育成の違い
- ツーしん機能の仕様
- 大たまごっち展とパラダイスの連動
50,000通り以上の遺伝システムの仕組み

たまごっちパラダイスで特に注目される機能のひとつが「遺伝」システムです。自分の育てたたまごっちやブリードしたたまごっちの要素が、次の世代に遺伝するという仕組みで、遺伝の組み合わせはなんと5万通り以上にもなるとのことです。
育て方だけでなく、キャラ同士の相性や組み合わせによって、見た目も性格も変化する仕組みになっています。「りく」「みず」「そら」の3つのフィールドを選んで育成スタートし、どのフィールドでどんな風に育てるかによって、出会えるたまごっちの種類が変わります。購入するカラーによって育成スタートのフィールドが異なります。
12種族、50以上のたまごっちに成長し、ブリードして遺伝することで50,000通り以上の多種多様な姿に成長します。ブリードが見事成功すると、ベビー期に成長すると目と色が遺伝するため、同じ育て方をしたとしても異なるたまごっちに出会えるとのことです。
「おたすけ」ではランダムに選ばれた4種のたまごっちの中からブリードしたいたまごっちを選べ、お友だちとツーしんしなくても個人でブリードできる点も便利です。毎回どんなたまごっちが生まれるかわからないドキドキ感も楽しめます。

ドキドキのツーしん機能と進化した通信体験

たまごっちパラダイスでは上部のカバーを外し、デバイス同士を合わせることで他のたまごっちと「ツーしん」して遊べます。これまでのたまごっちは赤外線や近づけることによってツーしんしていましたが、今回は物理的なドッキング方式を採用しています。
たまごっち同士の相性が良いと子どもが誕生し、相性が悪いとケンカをしてしまうなど、ツーしんをしてみるまで何が起こるかわからないドキドキを体験できます。空腹時にはなんと食べられてしまうケースもあるとの報告があります。これまでのたまごっちと同様、アイテムを交換する遊びも可能です。
発売日から全国のお店のスタッフの「Tamagotchi Paradise」と「ツーしん」体験ができるイベントも実施されています。研究員とツーしんすると、限定のアイテムを最大12種手に入れることができます。
「Lab Tama」では、自分の「Tamagotchi Paradise」とツーしんすることで、限定のアイテムを手に入れたり、ミニゲームで遊んだりすることができます。たまごっちを持っていなくても「Lab Tama」だけで遊ぶことができるため、購入前に体験してみたい方にも嬉しい仕様です。

発売情報・スペック・価格と予約状況

たまごっちパラダイスの商品名は「Tamagotchi Paradise – Pink Land / Blue Water / Purple Sky」で全3種類です。発売日は2025年7月12日(土)、価格は各6,380円(税10%込)/ 5,800円(税抜)です。
サイズは本体がW約73mm × H約76mm × D約31.5mm、電池は単4乾電池×2本(別売り)、対象年齢は6才以上で、発売元は株式会社バンダイです。1996年に発売され累計出荷数9,810万個(2025年3月時点)を突破した「たまごっち」シリーズの新作にあたります。
予約状況について、5月21日(水)の予約開始から、前作「Tamagotchi Uni」対比で400%を超えるご予約をいただき、一部店舗で予約数の引き上げを行うほどの好調なスタートを記録しています。販売場所は全国の玩具店、百貨店・家電量販店の玩具売場、オンラインショップ、たまごっち公式ショップなどです。
早期購入特典として「たまラボステッカー」がもらえるキャンペーンも実施されています。なくなり次第終了となります。
大たまごっち展との連動とLab Tama活用法

30周年記念「大たまごっち展」は2026年1月7日から2月2日まで東京・六本木ミュージアムで開催されました。2025年7月31日には国内外累計出荷数1億個を突破したことも発表されています。
展覧会ではたまごっち誕生30年を振り返る展示と、まるでたまごっちの中に入り込んだかのような体験が楽しめます。「窓の部屋」「たまごっちのくらし」「成長の部屋」「生存戦略室」などの体験ゾーンが用意されており、世代を超えて楽しめる内容です。会場内には限定アイテムがダウンロードできる「Lab Tama」も設置されています。
「大たまごっち展」に設置されているLab Tamaは混雑緩和のため限定アイテムのダウンロードのみ可能な仕様となっています。巡回スケジュールは愛知・名古屋PARCO(2026年3月6日から4月5日)、茨城・水戸京成百貨店(2026年4月24日から5月6日)、大阪・大丸梅田店(2026年8月)と続きます。全国巡回終了後に事後通販が行われる予定で、全国巡回終了は2027年冬頃を予定しています。
たまごっちユニとの違いと第四次ブームの背景

現在の第四次ブームの中心にいるのは、子どもの頃「たまごっち」で遊んでいた大人たち「キダルト層」です。Z世代を中心にファッション小物や推し活アイテムとして使用され、国内外問わず著名人のSNSで紹介されるなど、幅広い層に愛されるIPとなりました。たまごっちの関連グッズを含む全世界売上推移は2019年時と比較して、5年で約7倍になっているとのことです。
たまごっちユニはシリーズ初のWi-Fi搭載モデルで、メタバース「Tamaverse」で世界中のユーザーと交流できる機能が特徴です。価格はたまごっちユニが8,250円(税込)に対して、パラダイスは6,380円(税込)と手頃な価格設定になっています。
パラダイスはズームダイヤル(物理通信)を採用し、ユニはWi-Fi接続という異なるアプローチを採用しています。企画担当の青柳知里さんは「命の大切さに加え、地球上の生物の多様性にも興味を向けてほしいという思いで本商品を企画した」とコメントしています。また、キャラクターデザインを一新し、まめっちやくちぱっちなど懐かしいキャラクターが新しいデザインで登場しているのも注目ポイントです。

たまごっちパラダイスの細胞レベルお世話と新機能まとめ
この記事のまとめです。
- たまごっちパラダイスは2025年7月12日発売、全3種・各6,380円(税込)
- 本体右側面の「ズームダイヤル」を回すことで4段階の視点切り替えが可能
- 4段階は「たまうちゅー」「たまふぃーるど」「たまごっち」「たまさいぼー」
- 「たまさいぼー」は細胞レベルのシーンで病原菌を退治したりステータス確認ができる
- ベビー期に病気になったら「たまさいぼー」で治療を忘れずに行う必要がある
- 「たまラボステッカー」の8桁ラボコードを入力するとたまさいぼーの情報を見られる
- 25の育成メニューで幅広いお世話遊びが楽しめる
- 遺伝システムで12種族・50以上のたまごっちに成長し、50,000通り以上の組み合わせがある
- 「りく」「みず」「そら」の3フィールドで育成スタート、購入カラーによってフィールドが異なる
- 物理ドッキング式のツーしんで相性次第で子どもが誕生したりケンカになったりする
- 発売前の予約数が前作「Tamagotchi Uni」の4倍超えという好調なスタートを記録
- 30周年記念「大たまごっち展」が全国巡回中で会場のLab Tamaで限定アイテムを入手できる
- たまごっちユニより価格が手頃で、Wi-Fiではなく物理通信という異なるアプローチを採用
- 企画担当者のコメントによると「生物の多様性にも興味を向けてほしい」という思いで開発された
- 第四次ブームの背景にはキダルト層の再注目があり、関連グッズ売上は5年で約7倍に増加
